自民党の石破茂総裁は1日召集の臨時国会で第102代首相の指名を受け、新たな内閣を発足させる。10月9日にも衆院を解散する意向だ。総裁選中は就任直後の解散に慎重な考えを示していたものの、政権発足直後の期待感が高い時期に信を問う戦略に転じた。

(9月30日日経新聞から一部引用)

 

これまでも目くらましのように表紙を変えてすぐに解散に打って出るということは繰り返されてきたのですから,解散時期を早めるということ自体に別に驚きはありません。

 

 

驚くのは,未だ内閣総理大臣にも就任していない立場で解散に言及するというのは,異例というよりも全く例がないことなのではないかと思われ,理屈としても全く通らないことであるし,石破さんという人自身がそうした理屈にはうるさい人ではなかったのかという気がします。誰か助言する人がいなかったのか,本人も気が付かなかったのか非常に気になります。

 

 

しっかりと筋の通った政治をしてくれるのではないかと期待した人も多かったのではないかと思われ,いきなり期待に疑問符が付く事態となったように思います。

 

 

石破総裁が誕生した逆転劇の要因 「結局、岸田だ」高市陣営は恨み節 | 弁護士江木大輔のブログ (ameblo.jp)