23年度は年齢引き下げ以外に1次試験の受験会場を全国4カ所から9カ所に増やした。合格後に登録され、各府省庁での採用面接を受けられる「採用候補者名簿」の有効期間も3年間から6年6カ月間に延長した。

(9月21日日経新聞から一部引用)

 

私自身は受けようと思ったこともありませんが,司法試験と並んで難関とされる(司法試験については「されていた」と表現したほうが良いのかもしれないですが)国家試験の一つであもあり,その動向は何となく気になるところです。

何となくとっつきにくいイメージのある官僚ですが,優秀な人材がいなければ国家にとっても損失ですので,優秀でありなおかつ人間味のある方に官僚となって頂きたいものです。

 

 

私自身が受けようとは思わなかったというのは,せっかく合格しても希望の省庁に入れるかどうか,また,そもそもどこであれ省庁に就職すること自体が保証されていないということに資格としての魅力を感じなかったということがあります。

司法試験でいえば,合格しても裁判官や検察官になることが保証されていないのと同じ事かもしれませんが,それでも司法試験であればよほどの問題がなければ弁護士という職業に就くことはできます(もちろん食っていけるかどうかは別ですが)。

 

 

「採用候補者名簿」の有効期間も3年間から6年6カ月間に延長したとのことですが,毎年どの省庁からも声がかからなかったり,希望の省庁に受かるまで待っている合格者というのが結果としてどのようになっているのかということが知りたいところではあります。

 

 

国家公務員の「週休3日」導入を勧告 “官僚離れ” 解消なるか | 弁護士江木大輔のブログ (ameblo.jp)

 

「キャリア官僚」採用試験申し込み者数 6年ぶりに増加 | 弁護士江木大輔のブログ (ameblo.jp)