国家公務員をめぐっては、いわゆる「キャリア官僚」となる「総合職」の来年春の採用に向けた試験の申し込み者数が、過去2番目に少なくなるなど、人材が集まりにくくなっていて、なり手不足が課題となっています。

(8月7日NHKニュースウェブから一部引用)

 

相も変わらぬ年功序列や過重労働、近年の政治との関係性、頑張って耐えたからといってかつての天下りのように仮に報われたとしても何十年も先でそれもこの先確かかどうかもわからないというのでは、他にいくらでも良い働き先がある以上は選択から外されても当然とはいえます。

 

 

天下り云々というのは少し筆が滑ってしまい真面目に官僚を目指している方に失礼だと思いますが、なにぶんにも働き方や仕組みが「昭和」的すぎて(場合によっては明治のまま)、現代の若者が目指すルートとして敬遠される要素が揃いすぎているといえます。

 

 

休みを取った分は、ほかの勤務日に働く時間を長くすることで、4週間で合わせて155時間となっている総労働時間は維持するということです。

(前同)

 

これはこれで良いことだと思いますが、公務員の働き方は民間へも波及すると考えると、民間も足並みを合わせてきた場合には結局として魅力にもならなくなるともいえます。

 

 

もはや、公務員となったから一生公務員でという時代でもなく、民間と公務員を自由に行き来できる回転ドア式の人事制度というものも積極的に取り入れていかないと持たなくなってしまうというように思います。

 

 

「キャリア官僚」採用試験申し込み者数 6年ぶりに増加 | 弁護士江木大輔のブログ (ameblo.jp)