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懺悔です、バイト先で廃棄するレモンの皮を持ち帰りました。

普段はレジ担当なため、厨房の作業をしたことがありませんでした。4月からは社会人になるため3月に退職する前提で雇って頂きました。

もう新しく仕事を教わるつもりはさらさら無く…まさか仕込み作業を教わるとは。


ただ以前からレモンを切る仕事に憧れはありました。ついにその仕事を任せて頂き、ついでに廃棄する皮をくすねてきました。
(すみません、反省はしていません)
紡錘形の両端の本当に廃棄する部分だけです。(普段から廃棄する商品を頂くことはありました。公認です。)
皮を食べるには微妙で、ひとまず乾かそうかとも思いました。
どうしようかと香りを嗅ぎながら考えた結果、そのままお風呂に入れることにしました。
そのままとは言っても、排水口用のネット(勿論未使用)に入れてお湯に浮かべました。
レモンの香りが素晴らしくて、リラックス効果絶大でした。
何がそこまで刺さったのか分かりませんが、梶井基次郎檸檬を読んでから檸檬に対して強い憧れをもち始めました。

もぎもぎと握れるような紡錘形は保たれていませんが、残った両端を握って檸檬の香りや成分をお湯に浸透させていました。

こんなに少量でも浴室に檸檬の香りが充満して、とても穏やかな気持ちになりました。

後日もレモンの仕込みを任せて頂き、レモンの皮泥棒再犯でした。