今週末はFlingという音楽フェスみたいなものがキャンパスを占めていたので、色々と忙しかったりしましたが、やっと一息ついたので更新します!
音楽というと、今回紹介したいのが僕の最も好きなバンド、ヴァン・ヘイレンの1981年リリースの4thアルバム、「Fair Warning」です!
Fair Warning/Warner Bros / Wea

気になるのがこの多少不気味なアルバムカバー。カナダ人の画家、ウィリアム・クアレックが精神病棟入院中に制作した作品、「The Maze」(日本語訳:「迷路」)の一部だそうです。彼のイジメや虐待の多かった幼少時代を描いたダークなコラージュです
アルバム自体はそこまで恐ろしい内容ではありませんので安心してください!まずは、ヴァン・ヘイレンを知らない方へのバンドの概要。
カリフォルニア州のパサデナ市でオランダ出身のヴァン・ヘイレン兄弟(ドラムのアレックスとギターのエドワード)が、友達のベース弾きマイケル・アンソニーと近所の坊ちゃんであるデイヴィッド・リー・ロスをリクルートして結集したアメリカンハードロックバンド。
一番有名な曲、”Jump"は皆さん、聞き覚えがあるのではないでしょうか?http://www.youtube.com/watch?v=ap2J9RbXaP4

(左から:アレックス・ヴァン・ヘイレン、エディー・ヴァン・ヘイレン、デイヴィッド・リー・ロス、マイケル・アンソニー)
1978年のデビューアルバム、「ヴァン・ヘイレン」は特にエディーの革命的なギター技術で世界を驚かした。80年代を通して絶大な人気を誇ったヴァン・ヘイレン。その成功の頂点で衝撃的にエディーとのエゴの衝突が原因でデイブが脱退し、それからヴォーカルチェンジを繰り返したりいざこざ満載。でも最近はまたデイブと仲直りしているみたいです!僕は2012年のツアーに行ったりしました


(画質。。。悪いですね
)そんなヴァン・ヘイレンの作品のなかで僕が一番気に入っているのが、このアルバム、「Fair Warning」です。
それまでのアルバムに比べると、少しダークな感じ。重みのある音が特徴です。まさにハードロックの雰囲気が漂っています。
収録曲はこのリスト:
1. "Mean Street"
2. "Dirty Movies"
3. "Sinner's Swing!"
4. "Hear About It Later"
5. "Unchained"
6. "Push Comes to Shove"
7. "So This Is Love?"
8. "Sunday Afternoon in the Park" (Instrumental)
9. "One Foot Out the Door"
一曲目の”Mean Street"がやっぱりリード曲であり最もかっこいいです!ギターのリフとベース・パーカスが作りだすリズムの完璧なコンボに、ロスのユニークなヴォーカルが締めくくる。ライブ等でもよく演奏される、ヒット曲です。ほかのヒット曲は”Unchained"と”So This is Love?”。”Unchained"は特に人気で、僕の行ったコンサートでも第一曲目でした。6曲目の”Push Comes to Shove"もゆっくりとしたテンポと力強いベースが魅力的で、オススメ。こちらは”Unchained"とともに、シングルリリースされた2曲の一つでもあります。
http://www.youtube.com/watch?v=7P1d8BVvY-I
こちらの1981年、オークランドでのライブでも、やっぱり”Unchained"で登場。
アルバムは全体的にダークなオーラですが、ポップな要素も組み込まれているのがポイント
”Hear About it Later”や”Unchained"、そして”So This is Love?"は比較的明るく、ポップな感じなので、売れたのではないでしょうか?僕はこのアルバム全曲が作り出す陰と陽のバランスが完成度を高めていると思いますが、このギター重視の重い曲とヴォーカル中心のポップな曲との差が、エディーとデイブの音楽的趣向の違いを示し始めている、と言われています。アルバム後半で登場するシンセサイザーもロスに猛反対
されたらしいです。最後の曲の曲名は、”One Foot Out the Door"。直訳すると、「ドアから片方の足が飛び出ている」ですね(日本語の曲名は「一歩踏み出せ」)。シンセサイザーを使った新たな音楽性に向かっていくバンドを表しているのかもしれませんが、なんとなくメンバー内の深まっていく意見の違い、そしてそれが招くバンドとしての自己破滅の運命を悟っているのかもしれない気もします。

裏表紙のアート。
ちなみに、日本でリリースされた際、このアルバムは「戒厳令」というタイトルでした。”Fair Warning"は、まぁ次にやることの十分な忠告はしておくからな、くらいのたしかに意味深なタイトルですが、戒厳令とはなんでしょう?戦時やクーデターの時に起こる、国の政務、権力を軍隊がすべて掌握する状態にまつわる法律です。英語ではmartial lawとも言われますね。僕もこのことは今日まで知らなかったので、少し日本語の勉強になりました。

ヴァン・ヘイレンはとにかくかなり好きなので、いつかまた記事を書くことになるかもしれませんね。紹介したい本と音楽はかなりあるし、自分が新しく発見したものを皆さんに広めたい、というところもあるので、多分かぶることは少ないと思いますけど。
毎度よんでいただき、ありがとうございます!
是非、皆さんにヴァン・ヘイレンのファンになって頂けたら、幸いです!
ではまた!
