シナジープログラムという、ギリシャで開発されたプログラムがあるそうです。
私は最近知ったのですが、いいなと思いました
福祉や教育、医療などさまざまな場面で使えるようです。
当事者を変えていくのではなく、支援者の行動、感情、考え方、捉え方、見方などに焦点を当てていくものです。
自分のこと以外はコントロールできない。
だから、支援者の行動を変える。
支援者が変わることによって、当事者も周りも変わる。
この考え方が基本原則らしいのですが、この考え方が私は好きです
保護者が楽になるとお子さんも楽になることや、保護者の関わり方や家庭での環境が変わるとお子さんも落ち着くこともあり、私はまず保護者や支援者を楽にしたい、関わり方を伝えたいと思っています。
また、職場で、支援者に対して、子どもの関わり方について、新人研修などを実施するのですが、子どもを変えようとしない、職員の関わり方を考えるように伝えています。
鏡の法則というものもありますしね。
アドラー心理学とかコーチングとかABAとか、お子さんや当事者との関わり方のヒントになるものはいろいろありますが、シナジープログラムのような考えがもっと広まればいいのにと思います