私は自転車が好きです。
自転車そのものも好きだし、自転車に乗るのも、自転車競技を見るのも好きです
中学高校大学と自転車通学で、もともと自転車に親しみはあったのですが、10年近く前にたまたま読んだ、近藤史恵さんの『サクリファイス』という自転車競技の小説を読んでから、スポーツバイクにどハマりしました
今では自分でスポーツバイクに乗っています。
走りやすい季節には、何十キロ走ることもあるし、折りたたみの自転車に乗って電車と自転車を乗り継いで遠出することもあります。
この前、友達に、自転車でよくそんなに走れるね、何が楽しいの?と聞かれたので、無になれるかなぁと答えました。
もちろんそれは本当。
余計なことを考えずにただ走っていると、不要なものが落とされてすっきりする気がします。
でも。
仕事帰りにほんの少しだけの遠回りをして、好きな川沿いを走ってみました。
その時に、ふと思いました。
私が自転車に乗るのが好きなのは、いろいろなものがたくさん見られるからだなぁ、と。
歩いてもいいけど、歩くと疲れちゃうから笑
自転車だと歩くよりもずっと遠くに行ける。
でも、すぐに立ち止まって、景色とかいろいろなものを見られるし感じられるし触れられる。
私が外とつながる手段なのかなと思います。
過ごしやすい季節になったので、愛車に乗って遠出をしたいなぁと思います
私の好きな川沿いを走っていて見つけた彼岸花。
白い彼岸花は珍しい気がします。
子どもの頃「彼岸花を持って帰ると火事になるけん、取ったらいけんで」と祖母にきつく言われていました。
その毒々しさと相まって、少し怖かったです。
彼岸花の球根には毒があるらしいです。
それを戒めるための言い伝えだったのだと大人になってからわかりました。
昔からの迷信には根拠のないものもあり、信じてはいけないものもあると思いますが、何かしら理由があって言われているものもあるのかなぁと思いました。