好き・楽しい・おもしろいが大切 | 自分のままでのびのび楽に 性質を知って自分を知る 相手を知り寄り添う関わりを ケアする人凸凹さんを楽にしたい

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社会福祉士で知的障害者生活支援施設→現在発達凸凹さんゆっくりさんの児童デイ勤務。性質を知って、心に寄り添う関わり方で、セルフケアで。支援する人、子育て・家族のケアをする人が楽に、ゆっくりさん凸凹さんが自分のままでのびのび。

私の働く放課後等デイサービスに中途採用で転職されてきた方と、発達ゆっくりさん(知的障害)や凸凹さん(発達障害)のお子さんの支援についてお話をしていました。

その時に私が大切だなぁと改めて気づいたことを書いておきたいと思います!



その方は、“できること”が大切という話をされていました。
何ができるのかを探して見つけて、能力を伸ばしていくこと。

それは確かに大事だと思います。力がある、能力があることは大切です。


だけど、力があるかどうかの前に、まず、“好き”、“楽しい”、“おもしろい”の気持ちがあることが必要だと私は話しました。


やらせたいと思っても、できた方が将来のためになると思っても、その子自身が“おもしろい”と思えないと、はまらず、身につきません。
ASDのお子さんなどは特に、その傾向は顕著です。

“好き”や“楽しい”、“おもしろい”は発達の原動力です星

赤ちゃんは、好奇心があるから、目で見て、手を伸ばして、体を起き上がらせていきます。
おもしろいものに向かうために、体を発達させて、脳を働かせていきます。


“好き”は土台で、好きなことがあれば、それを使って将来の力にすることができます。

“好き”をベースにして、できるにたどり着くための方法を見つけられます。
“好き”だから、がんばる力を持つことができます。
“好き”があれば、そこから他のことに広げることもできます。


例えば。

車を好きな子がいます車
車から、色の名前を覚えて、車の名前を読んで文字を覚えました。

粘土をこねるのが好きな子がいます
生地をこねてパンを作ることができるようになりました食パン

水が好きな子がいますタラー
畑の水やりをして、野菜を収穫することができましたにんじ


“好き”がある人は強いです。
“好き”なことは強みです。


だから、たくさんの“好き”、“楽しい”、“おもしろい”を一緒に見つけていくこと目
そのために、たくさんたくさん遊ぶことルンルン
楽しいことを共有して、快の気持ちをたくさん感じることピンクハート

好きなことにとことん付き合ってあげることで、気持ちも満たされるし、社会性の土台にもなります。


私たちは、そんなことを大切にしていますと話をしました。