緊急事態宣言後の福祉職のつぶやき | 自分のままでのびのび楽に 性質を知って自分を知る 相手を知り寄り添う関わりを ケアする人凸凹さんを楽にしたい

自分のままでのびのび楽に 性質を知って自分を知る 相手を知り寄り添う関わりを ケアする人凸凹さんを楽にしたい

社会福祉士で知的障害者生活支援施設→現在発達凸凹さんゆっくりさんの児童デイ勤務。性質を知って、心に寄り添う関わり方で、セルフケアで。支援する人、子育て・家族のケアをする人が楽に、ゆっくりさん凸凹さんが自分のままでのびのび。

緊急事態宣言を受けても私の日常は大して変わっていません。

それはありがたいような……でも、これでいいのかという疑問もあります。



私が働く放課後等デイサービスは変わらず朝から開所で、障害のある子どもを受け入れて仕事をしています。
高齢者福祉施設で働く夫も何も変わらず。

仕事も収入も生活リズムも変わらず、そこはとてもありがたいです。


福祉って大事な仕事だなと緊急事態になって改めて思います。
そんな仕事をしていることに誇りもありますキラキラ



反面、そんな大事な仕事してるのに、普段の待遇の低さや世間の印象の薄さのギャップを感じて戸惑っていますアセアセ

政府も「働く保護者のために保育所は開けてください」とみんな言います。
頼りにしてるんですよね?
大事な仕事でしょ?
だったら、もうちょっと福祉に従事する人を大切にして、待遇を上げてほしいな、と(笑)


もちろん、褒められるためにこの仕事をしているわけではないです。
でも、知ってほしい。認めてほしい。
福祉の仕事の大切さと、がんばりを。


コロナが流行して臨時休校になってから、利用されている保護者に
「開所してくださってありがとうございます」
「先生たちも大変な中ありがとうございます」
と感謝の言葉を言われると、やる気が出ます。

役に立っていることが嬉しいですラブラブ



でも、やっぱり私の中で葛藤があります。


職員の安全は?
ストレスマネジメントは?


大学生のアルバイトは、親に言われて、とか感染が怖いから、としばらく休む人が多いです。
それは当然の反応だと思います。
感染が拡大して、緊急事態宣言が出て、外出自粛が言われていて、働かなくていいなら休みたいです。

さすがに職員は社会人ですし、会社の方針に従って、働かなくてはいけないので休む人はいません。
経営面のこともあります。
でも、怖さや疑問を口にすることはありますし、疲労やストレスを感じていることがわかります。
励まし合って一日一日を乗り越えています。


正直、福祉施設は三密になりやすい環境です。人が集まり、距離が近く、換気もしづらい。
クラスターが発生しやすい場所です。
吉村大阪府知事が会見で聞かれ、「そんなことはない」と言いましたが、そんなことはあります。
予防・対策をしながら起きないように努めているだけです。


私もクラスターが発生したらどうなるんだろうと考えて怖くなることがあります。

もちろんデイは閉所になって、困る人がたくさん出るな。
保護者からも世間からも近所の人からも非難されるかな。
職員や利用児童がどこまで感染するだろう。

…………


感染リスクは説明した上で、お休みされる方もいれば、反対に学校がないので積極的に利用したいという方もおられます。
困っている方のためにできる限り受け入れを増やしたいとは思いますが、今の状況でそれが本当にいいことなのか…悩んでしまいます。


そうまでしてやらないといけない仕事なのかな…もやもや


とりあえず今は職員のストレスマネジメントに気をつけながら、求められることに対してできることはしていきたいとは思います。



医療従事者の方がもっと大変で悩みや葛藤を抱えているでしょうし、それに比べたら私の悩みは小さなことだと思いますが、今の状況ではそれぞれの仕事に悩みや葛藤があると思います。
こんな不安な状況の中、働いて社会を動かしてくれている方々にとても感謝しています。