安心に過ごせる場所を | 自分のままでのびのび楽に 性質を知って自分を知る 相手を知り寄り添う関わりを ケアする人凸凹さんを楽にしたい

自分のままでのびのび楽に 性質を知って自分を知る 相手を知り寄り添う関わりを ケアする人凸凹さんを楽にしたい

社会福祉士で知的障害者生活支援施設→現在発達凸凹さんゆっくりさんの児童デイ勤務。性質を知って、心に寄り添う関わり方で、セルフケアで。支援する人、子育て・家族のケアをする人が楽に、ゆっくりさん凸凹さんが自分のままでのびのび。


以前、私の働くデイサービスで、公園で知的障害のある利用児童と近所の女の子がぶつかる事故がありました。

その後、相手の方と少し揉めてしまい、解決はしたものの、しばらく公園には行くことを控えるようになりました。

公園すら行けないのか…。


その時の詳細はこちら下矢印



以前、面談で保護者の方が
「大きくなってくると行ける所が減っていきます」
と話されていたことがありました。

今回のことで、確かにそうなんだと実感しました。


好きなことをしたいだけなのに。
好きなことをさせてあげたいのに。

制限をかけなくてはいけないことがつらい。


共生とは難しいものです。



重度の知的障害のある方にとって、専用の空間が必要な時があります。

時々、遊園地や動物園などのテーマパークで、障害のある方とご家族限定の日があることがあります。

私は、それは必要な配慮だと思っています。
「みんなと一緒」では利用できない人もいます。

隔離ではなく、配慮。



今は地域移行として、大きな施設は解体されつつあります。
それはそれでよいことで、地域に出たい人は出ていきます。

大きな施設で一律に隔離されている状態は違うと思います。


でも、必ずしも地域に出ることに積極的ではない人もいるんですよね。
特に自閉スペクトラム症の方は、自分の好きなことを邪魔されずにしたい人もいる。

何でも外に出ることがいいことではない。
刺激が多すぎてしんどくなってしまう人もいる。
自由に好きなことができないこともある。

みんながみんな受け入れてくれる世の中ならいいけれど、そうはいかない時もあります。むしろ、その方が多いかもとすら思うこともあります。
残念ながら。


大切なのは、その人が望んでいることができるかどうか。
自由や権利が保障されているかどうか。

選択肢がたくさんあるといいと思います。


笑顔が見たいです。
幸せに楽しく暮らしていてほしいです。

安心して過ごせる場所がたくさんあってほしいと思います。