「AIとともに私たちが優しさに満ちた未来を築いていけた場合、20年後に世界が直面することになる最大の問題は人口の激減だと思います」
2019年8月のAI会議でイーロンマスクが人口問題に関して発言した内容です。
彼は2064年をピークに人口は減少に転じるという持論を語り
2022年5月には「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう」
と述べて話題にもなりました。
現在、世界の人口はまだまだ増え続けています。
世界人口は80億人を超え、人口ピークの100億人には2100年頃だと言われていますが
最近の人口予測は常に外れています。
日本の人口減少も加速し、2017年に予測した人口推移よりも10年以上も少子化が加速しています。
人口予測は、出生数と死亡数、合計特殊出生率を組み合わせて計算し、世界の人口移動も考慮にいれて計算します。
世の中の意識変化がない限り、計算通りに行くはずです。
ただ、世の中は常に変化しています。
2020年7月にワシントン大での予測は人口ピークは2064年の97億人です。
現在、高い出生数を維持している途上国で教育水準や避妊の知識が普及し出生率は急速に減少すると予測しています。
その頃には世界の人口バランスは崩れ、高齢化は確実に進んでいます。
そうなると多くの先進国で年金や食料問題が起き、現在の途上国は発展するものの、いずれは少子高齢化となり
最終的には人類の存続危機となる予測です。
「地球が現在直面している最大の脅威は地球温暖化よりも出生数の減少」と考えているイーロンマスク氏は
遂に14.5億円をテキサス大学オースティン校に寄付し、世界の人口問題を解決できないかと努力しています。
2015年の国連サミットで注目されたSDGs(持続可能な開発目標)ですが
SDGsを語る上でも欠かせないのが少子高齢化問題。
世の中の変化や人々の意識は人口推移では予測できないのなら
せめて人々の意識を人口問題に向けさせていくのが重要かもしれません。
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