日本の総人口は、総務省からの2023年9月1日の確定値によると1億2434万8000人
65歳以上の人口は約29％の超高齢化社会です。
子どもの割合が減れば、子どもの価値が高くなるので子どもの幸福度は高くなるかもしれませんが
日本全体に活力を与えるためには人口は増えた方が良いです。
そのための少子化対策ですし、妊活にも補助金が出ます。
現在、イタリアでも急速に高齢化が進み人口は5900万人を割っています。
イタリア国家統計局(ISTAT)によると人口は2022年末で5899万7201人
65歳以上の人口は約24％と日本に続いての超高齢化社会です。
イタリアでは数年前から1ユーロで家を売り
人口対策、過疎化対策として海外から人を呼び込もうと試みています。
1ドル以下の家です。
実質、家を提供し、人を呼び、街を活性化させる戦略です。
街には人生経験豊富な高齢者がいます。
人が集まり、街が元気になれば、子どもが増えます。
ビジネスインサイダーの記事によると
家の1ユーロ販売に成功している町があるといいます（こちら）
イタリアのシチリアにあるムッソメーリという町で
2017年から住宅を1ユーロで販売するプロジェクトをはじめたら
5年で全住宅の95％が売れたといいます。
町の人口は2万5000人から1万人にまで増え、街は活性化されたようです。
観光客も10倍増えたようですので凄まじい経済効果です。
少子化対策は最初にはじめた町が成功します。
真似をしても同じような効果はないかもしれませんが
参考になる少子化対策だと思いました。
日本もいつかは「100円で住宅売ります」という時代が来るかもしれません。
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