先日、とあるミーティングでハリウッド女優として活躍されている方と同席しました。
現在、ハリウッドで映画脚本家らが大規模なストライキを実施中で
仕事がストップしているようです。
現在、ハリウッドで全米脚本家組合（WGA）のメンバーが、約15年ぶりに大規模なストライキをしています。
脚本家がいなければ、映画やテレビはできませんので、多くの映画やテレビの仕事はストップしています。
脚本家が心配しているのは人工知能（AI）がもたらす雇用への影響です。
ただでさえ仕事が減っている上、人工知能（AI）が文学作品をつくってしまえば仕事はなくなるし
著作権を無視して学習するAIを批判しています。
AIの技術の進歩を止めるのは正直、難しいと思います。
ただ、世界で3億人の雇用がAIによって失われる可能性があり
急激にAIが発達すると、副作用がでます。
人口の増減と同様、人類は急激な変化には弱いのです。
医療にもAIが進出しています。
どんなに優れたドクターでも、AIが詰め込められる情報量にはかないません。
AIは世界中の論文も一瞬のうちに読みこめ解析できるので、
医療AIの向上も必ず医療従事者の雇用にも影響がでてきます。
ただ、私はAI技術の発展には賛成です。
例え雇用がなくなったとしても、医療が発展し、医療技術が高くなることには賛成です。
人工知能(AI）には出来ないこと、AIには理解できないことを私たちには出来る自信がありますし
もしAIが私たちの理解を超えるサポートが出来るのなら、どんなサポートをするのか見てみたいと思っていますが
AIが勝手に研究者たちの情報を使ってしまうようになれば、研究内容を公表する人もいなくなります。
AIが勝手に研究内容を盗むようになれば、研究する人も少なくなり
医療も衰退してしまうかもしれません。
医療の発展が一番のぞんでいる事なので、医療AIによって医療の発展に支障がでるのであれば、何らかの対策が必要だと思います。
そう考えれば、映画脚本家らのストライキは理解できる部分もあります。
良い作品がたくさん生まれて、映画という芸術が進化していくのは賛成ですが
苦労してつくった自分の作品をロボットに勝手に使われ応用されていくのは
脚本家にとってはつまらないはずです。
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