卵子提供プログラムで気になる遺伝についてです。
コンサルティングの段階で、遺伝に関するお話は長くなる事があります。
卵子提供を理解し、納得し、進めていく必要があるためです。
親が長生きだと自分も長生きするのか?
それでは、今日は寿命にフォーカスしてみました。
家族が短命だと、子どもも短命になるのか。
家族が長寿だと、子どもも長寿になるのか。
たしかに、家族が長寿だと、自分も長生きしそうな気がします。
おじいちゃんやおばあちゃんが長寿だと、両親も長生きし、自分も子供も長生きしそうな気もします。
長寿の村があるのは、代々、長生き遺伝子が受け継がれるからなのでないか・・・
そう思われがちです。
遺伝子が全く同じの双子の寿命を調査
デンマークで1870年~1900年までに生まれた双子10万組の一生を調査した研究があります。
一卵性双生児の双子は、遺伝子が100パーセント同じです。
二卵性双生児の場合は、遺伝子は50パーセント同じです。
生きている時代も同じなので、長寿遺伝子があれば双子の亡くなる時期は限りなく近いはずです。
寿命は遺伝子が25%影響する
結果、この調査では双子の寿命は、それぞれバラバラでした。
結果、寿命は遺伝子が約25%、環境が75%影響していることがわかりました。
たった25%です。
人間の生活は、どのような場所で、どのような人と出会い、どのように生きるかが重要です。
長寿村が存在するのは、その村の環境の影響が大きいようです。
先祖代々、長生きする家族がいれば、それは遺伝ではなく、長生きする環境を先祖代々つくってきたからの可能性があります。
一卵性双生児も生まれたばかりの頃はそっくりでも
年齢と共に似て来なくなるのは環境の影響です。
卵子提供で生まれたお子様も依頼者の顔に似てくるのは環境の影響です。
生物はどうやって、どこで生きるかが重要です。
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