代理出産プログラムでお子様が生れると、
出産日に一番、最初に受ける予防接種がB型肝炎です。
出産日にアメリカのimmunization records(予防接種記録用紙)をお渡ししていますが、
最初に記載されるのがB型肝炎ワクチンです。
現在、世界では20億人がB型肝炎に感染しています。
そのうち約2億5000万人がB型肝炎に持続感染しているといわれています。
日本でも100万人以上が持続感染していると推定されていますので、
私たちも良く知っておかないといけないのがB型肝炎です。
B型肝炎は、血液感染や母子感染があります。
日本では最も多いのが母子感染です。
B型肝炎ウイルスを持っているキャリアの母親からの感染です。
B型肝炎ウイルスが体の中に入ると、肝炎をおこします。
肝臓にウイルスがいつづけ、肝硬変や肝臓がんになる可能性があります。
私たちは、それを阻止しなければなりません。
B型肝炎の予防接種は3回です。
1.出産直後
2.出産1~2ヵ月後
3.出産6~18ヵ月後
です。
代理出産で子供が生まれた場合、
出産直後の予防接種は、当然、アメリカで行いますが、
通常、出産1ヵ月後には日本に帰られていますので、
2回目の検査は日本です。
予防接種記録用紙は、必ずなくさないようにお伝えします。
産まれたばかりの小さな赤ちゃんに、
B型肝炎ワクチンの注射をしていきますので、可哀想で手を目に覆いたくなりますが、
可愛い赤ちゃんのためです。
B型ウイルスは、大昔から存在していたのではないかと言われています。
その証拠が、人間に進化したと思われるチンパンジーにB型ウイルスに似たウイルスが見つかっているためです。
ただ、肝炎ウイルスについてわかりはじめたのは、ごく最近です。
第二次世界大戦中、アメリカ兵士に肝炎が頻発して大きな問題になりました。
兵士が戦えなければ、戦争に負けてしまいます。
肝炎になった兵士には2種類いることがわかりました。
輸血や血液製剤の注射で感染した人と、
飲料水と食べ物を介して肝炎になった人たちです。
飲料水と食べ物を介して肝炎になった人をA型
血液を介して感染した人をB型と呼ぶことにしたのが始まりです。
1947年のことです。
日本では、1972年から輸血や血液製剤にB型肝炎ウイルスが含まれていないかどうかの
スクリーニングがはじまりました。
1986年から母子感染防止事業が実施され、母子感染が減少しました。
日本ではB型肝炎が集団感染した歴史があります。
1948年~1988年までの間に、日本で予防接種等の注射針の連続使用が原因で
最大40万人以上の人がB型肝炎に感染しています。
気づかないうちにB型肝炎のキャリアになっている人は、想像以上に多くいます。
代理出産プログラムで最初に赤ちゃんが行う予防接種が、この
B型肝炎ワクチンです。
予防接種は、子供を守っていくために親ができる最初のことです。
9月14日(土)に東京で、9月21日(土)には大阪で卵子提供説明会を開催します。
参加は無料です(詳細)。
参加お申込みは、LA Babyまでご連絡ください。
卵子提供電話コンサルテーションを希望される方は、
03-6895-7507
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