豊臣秀吉に6本の指があったのは有名なお話です。
日本では、6本指(多指症)は1000人に1人はいると言われています。
そこまで珍しくありません。
豊臣秀吉のように6本指のまま大人になる人は少なく、通常は幼少期に手術をしますので、
世間では聞いたことも見たこともない方が多いです。
実は、6本指は優性遺伝子と考えられています。
5本指の人が多く、6本指人口はなかなか増えませんが、6本指は優性遺伝子です。
2014年のブラジルでのサッカーのワールドカップで6本指家族が応援していたのを覚えている人もいると思います。
家族14人、全員、6本指です。
6本指は優性遺伝子ですので、全員に遺伝したようです。
私たちの遺伝子には優性のものと劣性のものがあります。
劣性遺伝子は、決して、「劣っている遺伝子」というわけではありません。
単純に優性遺伝子は遺伝しやすく、劣性遺伝子は遺伝しにくい遺伝子です。
遺伝子はとても複雑な組み合わせによって繋がります。
遺伝子は必ず卵子の雌性前核に含まれる遺伝子と
精子の雄性前核に含まれる遺伝子を半分ずつ均等に子供に受け継がれます。
両親と全く似ていないお子様もいますが、二人から間違いなく遺伝子は受け継がれています。
黒人と黒人の間に白人が生まれることだって稀にありますが、複雑に遺伝子が組み合わさっているだけです。
患者さまとは、よく遺伝子のお話をします。
卵子提供プログラムのコンサルテーション時に遺伝子のお話はたびたびします。
本日も患者さまから遺伝子に関する質問がありお話していました。
「二重は遺伝するか?」
です。
患者さまの両親は二重だが自分は一重のようです。
そこで二重は遺伝しないのではないかと疑問をもたれていました。
両親が二重でも、お子様は一重になることもございますが、
二重は遺伝します。
一重は、日本や韓国、中国などに多く、北極に近い地域にも存在します。
英語で一重をOriental eyelid(東洋のまぶた)と呼ぶのは、そのためです。
諸説ありますが、一重が日本や韓国、中国に多いのは、人類の歴史に関係しています。
アフリカで誕生した人類は10万年前くらいから、世界に散らばっていきました。
最初は、全員、二重まぶたでした。
ヨーロッパにたどり着いた人もいれば、オーストラリアにたどり着いた人もいます。
シベリアに向かった人もいれば、日本に到着し、日本に住み着いた人もいます。
この時に日本にたどり着いた人たちが二重まぶたです。
いわゆる、縄文系と呼ばれる方々です。

2万年前に世界で大きな出来事がありました。
氷河期です。
シベリアはとにかく寒く、まぶたに脂肪を増やし、一重まぶたにする必要がありました。
これも人間の適応能力です。
その後、一重まぶたになった人々が暖かい場所を求めて南に下りました。
中国に住む人もいれば、韓国に住んだ人もいます。
そして、一部が日本に住みました。
こうした方々が一重まぶたであり、いわゆる弥生系と呼ばれる方々です。
二重は優性遺伝子なので、遺伝しやすいです。
しかし、一重は人間の適応能力で生まれた進化した人間とも言えます。
LA Babyにも遺伝学を専門とし学位を取得しているスタッフがいます。
遺伝学は奥が深く、興味深い分野であり、私たちは知っておくべき知識でもあります。
ただ、一重か二重は、単に顔へのシワの入り方の違いだとも言えます。
違いがあって当たり前で、それは単なる個性です。
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