男性不妊で悩まれている患者さまからのご相談も珍しくありません。
卵子提供でも、質の良い精子があれば成功率は上がります。
元気で、生命力があり、染色体に異常がない精子を出来る限り多く採取するのは大切です。
一回目の渡米前にアドバイスも可能です。
日本で大変よくしていただいている男性不妊の先生をご紹介することも可能です。
精子は大切です。
精子も卵子と同じく、脳の視床下部から分泌されたGnRHからはじまります。
GnRHの刺激で脳の下垂体前葉からFSHとLHの分泌を促します。
そして、FSHとLHは血流にのって、精巣にたどり着きます。
精巣にたどり着いたFSHは、
精巣の精細管内にあるセルトリ細胞を刺激します。
精巣にたどり着いたLHは、
ライディヒ細胞を刺激してテストステロンをつくります。
ライディヒ細胞は老化によって低下しますが、
セルトリ細胞はあまり低下しません。
男性は高齢になっても、子供をつくることが可能な理由は、
セルトリ細胞があまり低下しないからだとも考えられています。
実際、卵子提供プログラムで、ご主人の年齢が80歳前後の方もいますが、
奥様は妊娠・出産しています。
精子は74日間かけて造られます。
精祖細胞から精母細胞になり、
精母細胞が精子細胞になってから精子になります。
精子は74日で出来ますが、
どんどん造られますので、射精のしすぎで精子が減ることはありません。
精子は陰嚢内(いんのうない)の精巣でつくられます。
陰嚢は二つあります。
精巣内の精細管という場所で精子はつくられ、
精巣上体から精管へと進みます。
精管へと進んだ精子は、精管の中を進み、
精液と合流します。
そして射精です。
さらに詳しく書けば、より複雑なシステムが関係している精子ですが、
本日は、射精までの流れを簡単に記載しました。
ハワイで卵子提供プログラムに興味がありましたら、
エルエーベイビーまでご連絡ください。
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