ロバートソン転座という厄介な遺伝子異常があります。
奥さまがロバートソン転座キャリアの場合、ダウン症候群のお子様が産まれるリスクが高くなり、ご主人がロバートソン転座キャリアの場合であっても流産率は高くなります。
卵子提供をしても、ご主人がロバートソン転座キャリアの場合、ダウン症候群やパトー症候群のお子さまが産まれる可能性もあり、着床前診断は必要です。
私たちの体の細胞ひとつひとつに、23対46本の染色体があります。
23対のうち1~22番目までは「常染色体」、23番目は「性染色体」です。
1番染色体が一番長く、22番染色体が一番短いです。
23番目の染色体にYの染色体が一つでもあれば男性になります。
染色体には長腕と短腕があります。
短腕が極端に短い染色体をアクロセントリック染色体と呼びます。
人間の場合、13番と14番、15番、21番、22番、Yです。
このうち、13番、14番、15番、21番、22番のアクロセントリック染色体によく起きる転座がロバートソン転座です。
2種類の染色体の短腕がなくなり、長腕の染色体同士が接合するとロバートソン転座です。
長腕が接合するので、染色体は46本ではなく、45本になります。
ロバートソン転座の場合、組み合わせによっては、染色体異常のないお子様が産まれる可能性はあります。
組み合わせによっては、ロバートソン転座キャリアのお子様が産まれます。
組み合わせによっては、ダウン症候群やパトー症候群のお子様が産まれます。
そのため、ご主人がロバートソン転座キャリアの場合、着床前診断は必ず、すすめています。
「不妊になりやすい家系」という言葉を良くお耳にします。
ロバートソン転座キャリアをお持ちの場合、お子様もロバートソン転座キャリアになる可能性があります。
ロバートソン転座の場合、流産しやすい状況となっています。
もし、自分が「不妊になりやすい家系」だと思われたら、まずは染色体検査をされる事をおすすめします。
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