2004年の私たちが活動開始した当初から変わらないことがあります。
提携するクリニックとの条件として、医療費を固定する事
そして成功することにこだわる事。
もともと、私は研究室にいました。
卵子提供プログラムの活動を開始するにあたり、各施設の費用や実際に患者さまが支払っている費用などを調査しはじめました。
その時に、どうしても納得できないことがありました。
費用に関することです。
不妊治療施設で最初に提示された費用と、実際に患者さまが支払っている費用に大きな差があることがわかりました。
実際、例えば、タイミング法で治療された場合、あまり費用はかかりません。
ただ、確率が低いです。
年月と共に、卵巣や子宮の老化により、さらに確率が下がり、治療を繰り返すことになります。
最終的には、お薬は増え、より高度な技術をすすめられ、気づいたら多額の費用を費やしていることに気づきます。
最初から高度な技術を希望し、料金に納得していたとしても、お薬や検査代の増加、顕微授精、アシストハッチングなど高度医療の提案、最終的にはやはり想像以上の費用がかかっていることもよくあります。
不妊治療は医療ですので、予測が出来ないこともあるのは理解できます。
卵子ドナーが、どれくらいお薬を使用するのか、どれくらい検査が必要なのか等はわかりません。
逆に、料金を節約されて、高度なお薬や技術を省かれ、必要な検査を省略されては、確率が下がってしまいます。
そこで、お薬がどれだけ増えても、検査内容が増えても、顕微授精等、高度な技術を使用したとしても、費用を一定料金にするというのが、提携先との条件にしました。
そして、常に、私たちが監視できる環境も条件です。
これまで、最初に提示した費用以上に、患者さまに費用を請求したことはありません。
例え、不測の事態で高額な費用が必要になった場合でも、全額、こちらで支払っています。
私たちのこだわった条件に満たすところはなかなかありません。
一定料金に出来ない
もしくは
私たちの監視は許されない
このどちらかです。
どちらも満たしてくれるところはなかなかありません。
一定料金にしてしまえば、不測の事態でクリニックが大損をしてしまうかもしれませんし
私たちの監視を許してしまえば薬や検査の削減はできません。
営利目的で治療をしているところは絶対に私たちと活動したくないですし
普通に考えても、なかなか私たちを受け入れてくれるところはありません。
不妊治療は、高額な費用がかかりますが
患者さまは、夢と計画を立てて、私たちを訪れます。
そのためにも、提携先への条件は、これまでも、これからも変わりません。
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