タイ海外赴任日記514日目~社員給与誤りの謝罪会見~ | 酒とバラの日々~人事日記~

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今日は社員の給与が300名近く間違ったという報告が部下からあった。

本来払うべき手当が払えていなかったとのこと。

以前から毎月対応しているのだが、今月いきなりミスをした。

担当が変わっているわけでもなく、理由を聞くとシステムにデータをExcelからアップロードしようとしたが、他の仕事を依頼されたのでアップロードし忘れたとのこと。

また、上司によるダブルチェックも出来ていなかった。

似たような件で、先日賞与の誤りもあった。

また、昨年は賞与を支給する日を銀行申請の際に間違えたこともあった。

当日なんとかリカバリしたが、危うく賞与が支給日に振り込まれないという事態になるところだった。

物凄く単純なヒューマンエラーを連発している。

その都度対策を打っているが、どうも根本的な問題があるのではと考えている。

もしかしたら、今の給与担当が適性が無いのかもしれない。

苦手業務で成果を出すことは難しいため、他の担当と入れ替えるか、サポートで部下をつけるなど組織として対策を打つ必要があるかもしれないと考えている。

 

また、今回300名のミスがあったこともあり、現場の上司からは人事から直接謝罪と説明をすべきとの指示があった。

その通りだと思う。

まずは日勤者に対して、説明会を開いて、謝罪と経緯、今後の対策について説明をした。

また夜勤者もいるため、夜に再度説明会を開いた。

まるで謝罪会見だったが、しっかりと説明をしたら不満を言う社員はいなかった。

ただ、次発生させないようにしっかりと改善を依頼された。

そこはもちろん対応していきたい。

 

また、現場の非常に厳しい出向者責任者からは、ミスが起きたことは仕方がないが、その後真摯な対応を取ればそれは理解につながる。として、珍しくお褒めの言葉を頂いた。

もちろんミスは悪い。

でももっと大切なのはミスが起きた後にどういった態度、対応を取るかということだと改めて感じた。

今後ミスやトラブルがあったとしても真摯に取り組んでいきたい。