酒とバラの日々~人事日記~

酒とバラの日々~人事日記~

ブラック企業の会社員 → ニート → 現在人事が、人事的な話だけでなく、思ったことをつらつらと書いています。

タイで2年半勤めて、現地で転職活動し、9月から日本の会社に入社。

タイから直接関西に帰国アンド転職して、早4ヶ月がたった。

転職活動は2カ月半、コンサルと事業会社の人事で面接を受けて、最終製造系の会社の人事で内定もらうことが出来た。

そこからは2ヶ月で引き継ぎして、日本に帰国。

久しぶりの日本は便利で、日本語が通じてストレスフリーの生活。

ただ物価は異様に高くなっている。

グローバルに見たらこれが普通なんだと思う。


仕事は人事業務と、途中から人事制度とシステム立ち上げのプロジェクト事務局になり、今はコンサル、関係部門と調整中。

忙しいけど、海外で働くストレスに比べればなんてことはない。

まだ4ヶ月、これから継続して各種対応に取り組んでいきたい。

それにしても15年働いた会社を移って新天地で働くのは細かい部分で不便さもある。

今までは誰に聞けば、物事が進むのか頭に入っていたが、今は誰一人分からない。

社内用語も分からないし、資料がどこにあるか分からない。

旅費精算の仕方も分からない。

考えずに出来ていたことを、一から覚え直すのは手間がかかるが、これは仕方ないものと受け入れていくしかない。

でも、違った環境、人、考え方、社風、これらは全て勉強になる。

でも同じところもある。

物怖じせずに、やるべきことをやる、ことは何をしても変わらないので、目の前のことに打ち込んで前に進んで行きたいと思う。

自分の考え方に完璧主義というか、極端な考え方、白黒思考、100か0かの思考があると感じる。

やるからには完璧、全力といったことを最初に考えて取り組むのが億劫になったり、といった事がある。

これは極端に考えてしまう思考の癖があるからだと感じる。

10点でも20点でもやったらそれだけ前に進む。

前に進めば、結果につながる。

何もしなければ0点だから、それに比べればものすごい成果。 

まずは進める、進める際は完璧にこだわらず、成果にこだわる。

そうやってフラットに物事を進められる様に心を置いて置きたい。

人は考え方が固定されがちだし、なかなか自分で気づけないところもあるので、かなり意識して取り組んでいきたい。

今日はたまたまホテルで他社のインドの赴任者と会って話す機会があった。

年に2回インドからバンコクへ買い出し休暇があり、1日の宿泊費とフライト代が出るとのこと。

話を聞くとインドはシェラトンホテルの日本料理屋ですら寿司のシャリが不味くて、ネタも凍ったまま出てくるレベルということだった。

それに比べてバンコクのスシローが美味しくて感動したということ。

インドの出向の大変さを教えてくれた。

ただし彼が行っているバンガロールはインドでも牛肉が食べれて、お酒も飲めるので、インドの他地域に出向している人からすると、バンガロールはインドじゃないと言われているらしい。

他の地域はもっと大変なのだろう。

それに比べてタイはなんといいところなのだろう。

それでも文句ばかり言う出向者達は、自分達が恵まれているということが分からなくなってしまうのだろう。

人は今ある幸せを感じられなくなってしまう、そもそも感じられないものだということが良く分かる。

全員一度インドに送り込んでから他の地域を経験させるのが一番良いが、皆辞めてしまうだろう。

色んな視点、立場の人から話を聞くと世界が広がるなと感じた。

正しい判断って何だろう。

会社の売上、利益に貢献すること。

社員が満足すること。

お客様が喜ぶこと。

全部叶えられたらそれがベスト。

でも、そんな理想はなかなか難しい。

使える時間、お金は限られている。


社員の満足もワガママと正しい要望のラインは切り分けが難しい。

地震が怖くて引っ越したいという意見も正しい。

引っ越さなくても安全が保証されていればそのままでいいのではないかという意見も正しい。

大丈夫と言われているのに、心配だからという感情で会社の経費を使って引っ越し、契約費用を使うのはその人にとってはいいけど、他の人にとっては皆で稼いだお金を使うことになる。

個人のことなら好きに出来るが、会社の皆のお金を使うことだからなんでも好きには出来ない。

理屈と感情、会社と個人、それぞれの観点で正しさは変わる。

では何を優先すべきなのか、これが判断だと思う。

理屈を優先すべき時もあれば、感情を優先すべき時もある。

会社を優先すべき時もあれば、個人を優先すべき時もある。

ただ、どちらかの0か100かではなく、割合で考えるということだと思う。

では今回はどうすべきか、どうしたいか。

個人の意見は聞きながら、会社として出来る範囲でやる。

感情は考慮しながら、考慮するなら基準を決めて、やるなら他の人間と不公平にならないようにする。

皆納得いく答えにはならないかもしれない。

でも筋の通った判断にしていく。

そうすれば、例え納得いかない人間がいてもその基準と考え方を説明出来る。

そこは自分で出来ることだし、決められること。

決められないことに振り回されず、決められること、出来ることに注力する。

それしか出来ない。

ミャンマー地震が発生して、事後処理に追われている。

コンドが壊れたのでその検査と修理の確認。

修理が目処が立たないため、ホテルへ社員を移動。

後はいつまでホテルにいるのか、新しいコンドに移すのかの確認。

また、地震の被害状況集約と見舞金等検討。

幸い工場は大きな損傷無く稼働出来る。

後は出向者、タイスタッフのケアがメイン。

また忙しくなりそうだ。

ミャンマーを震源地とするタイの地震が発生した。

職場でも強い揺れが生じタイスタッフは不安と恐れを感じていた。

すぐにスタッフを落ち着かせるが、生まれてこの方経験したことのない規模の地震に怖がって建物の中に戻ろうとしない。

一斉に外まで避難させ、しばらく待機した。

室内の状況確認の上職場に戻した。

それでも怖がっていた。

また余震が起きるという根も葉もない情報がSNSで錯綜した。

いつ起きるのか、戻って大丈夫なのか、と聞かれるが、そんなものわかるはずがない。

もう決めで30分待機して問題なければ戻すという判断をした。

根拠も何も無い。

そして特段問題無かった。

リーダーは時に決めなければいけない。

賛否あろうが、覚悟を決めて決める。

やっと出来るようになってきたと感じた。

鬱に追い込まれた上司と良い関係が作れるようになった。

昨年から鬱で精神安定剤と抗鬱薬を飲みながら仕事をしている。

理由上司のマイクロマネジメントで、挨拶、メールの文面、飲み会の立ち位置、話題、仕事の進め方など事あるごとに注意を受けたこと。

一番ひどい時は1日6時間くらい打ち合わせで注意を受けていた。

普通の人間なら頭がおかしくなると思う。

慣れない海外、やったことない仕事、しかも前任から引き継ぎは無く、三十年前の違法対応をやらなければいけないことや、今まで前任がやれなかった新しい人事施策を1年で三十近く改定した。

それでも毎日叱責を受けていたらある日から頭の中にもやがかかって考えられ無くなり、いよいよ会社でめまいがして病気に行き鬱の診断を受けた。

そこからは会社を辞めること、休職も考えたが海外ということもあり、逃げ場もなくそのまま仕事を続けた。

会社を恨んだし、上司、前任者も恨んだ。

しばらくはただただ仕事をこなしていた。

そのうちに薬も効いてきて、普通には仕事が出来るようになってきた。

そしてたくさんの本を読むようになった。

心理学や組織論、マネジメント論、人生哲学に関する本を読み漁るうちに自分の思考や考え方に偏りがあることに気づいた。

それは失敗や誤りを気にしすぎること、自己責任の考えが強いことなど。

そして、上司との関係も見直した。

怒られても気にしない、言われたことはきっちりやる、悪いことがあればすぐに伝える、1日に何回も上司の机に足を運び些細なことも報告する、常に上司をたてる、感謝するなど。

鬱に追い込んできた人と恨んでいたが、それを赦し、手放したうえで、逆張りして、相手の言うことを素直に聞いてみた。

すると、あれよあれよと言う間に上司に信頼され、仕事がうまく回るようになった。

こだわりや自分のプライドやこだわりを横に置いたら簡単に解決した。

上司としても鬱まで追い込んでしまったという背景があり改善しようという面はあったかもしれない。

人間関係はどこまでいっても我やこだわりのぶつかりあいで、これを受け入れる、あきらめることができればぶつからない。

柔軟に、しなやかに流れるように生きていければ人とぶつかることはない。

でもそれが本当に難しい。

そんな時は、思ったことの真反対のことを理屈じゃ無くてやってみる。

そんなことで解決できることもある。

タイスタッフが重要なデータを間違えたので他部署に謝りにいった。

メンバーがデータミスして、それをその上司がチェックしたがミスが分からず展開してしまった。

まずは状況を確認して、手作業であること、その部分だけ他と作業が違うこと、チェックが漫然としていてチェックする項目が定まっていないことが原因とし、その対策をうった。

自動計算にし、ルールを明記し、チェック項目は全数、ピックアップ、変化点の3点でチェックすることとした。

発生後半日で原因特定、対策までして、対象部署に説明し理解を得た。

ここまで全て確認して頭に入れて、私から謝罪と説明を行ったがこれが必要だと思う。

仮に直接タッチしていなくても部署の責任はリーダーの責任で、謝るのもそうだが説明まで全てリーダーがする。

当たり前だが、タイスタッフに任せてしまっては信頼されない。

良いことはタイスタッフの成果、悪いことは自分の責任、出向者、リーダーは黒子である。

タイスタッフが活躍する為の土壌作り、サポートがリーダーの役割。

そう思って動けば自然とタイスタッフは自ら動き出す、悪いこと、嫌なこと、逃げたいことを引き受ければ信頼される。

自分が主役でなくていい、存在感が消えるくらいでちょうどいい。

自分がいなくても成長、自走する組織を作れたらそれが至高。そうしたら自分はいつでもいなくなっていい。

自分がいなければまわらない、任せられないという時点でリーダーとしては三流、それは組織作りが出来ないと自ら公言しているようなもの。

任せて、信じて、見守ってピンチな時は手を差し伸べる、そんな仕事の進め方を心がけたい。

それにしてもタイスタッフが成長していると感じる。

ミスが起きても正直にすぐ報告してくれる。

そして迅速に解決策を考える。

2年前赴任した時に比べるとスピード感、責任感が以前と比較にならない。

ミスは残念だが、その後の対応をみると本当に頼もしく感じる。

そろそろ私はいらないんじゃないかなと感じている。

先日チェンマイにある串と魚ガガガという居酒屋に行った。

ニマンヘミンの方にあり、チェンマイホルモンと同じオーナーの店舗。

ここは串揚げがあるということで、久しぶりに串揚げが食べたくて行った。

店は一階のみでこの日は空いていた。

お目当ての串揚げは20バーツ前後で、レンコン、豚肉、うずらの玉子、アスパラなど普通に日本と変わらぬレパートリーだった。

揚げ物といったやはりハイボールということで、ハイボールを頼むが角瓶のハイボールが89バーツでこれも安い。

タコワサに、寿司盛り、カレーも頼んだ。

生ガキもあったがこちらは少し躊躇してまたの機会にした。

和食はバラエティがあり、値段もお得で味もいい。

半個室があって家族でもいけてよかった。

串揚げ食べたくなったら、そうでなくてもまた来たいと思う。

仕事でミスが起きた。

職場でミスが発生したことが分かり、他の職場から確認が入った。

資料に記載すべき対象者が含まれていなかったというもの。

ミスとしては単純なものだが、だからこそ改善をしなければいけない。

組織としては以前よりうまくいきはじめてきたという感覚はあるもののまだまだミスが起きる。

ミスは起きるもの、でもそれをいかに防ぐ仕組みを作るかが大切。

今回であれば資料の作り方、チェックの仕方を変えることで対策が打てる。

ミスが起きない仕組みを作っていくことが上司の仕事。

とはいえやはりミスが起きるとせっかく進んでいたのに躓いた、後退した感じがしてしまう。

人の成長は一進一退、組織の成長も一進一退、なんでも順風満帆に進むことは無いため、一つ一つ問題にぶつかりながら前に進んでいると信じて取り組んでいきたい。

長い目で見れば前に進んでいる。