園児Aくん「せんせい、間違った!」
講師「間違ったら、どうしたらいいの?」
Aくん「消しゴム!」
講師「消しゴムを貸してくださいって、言ってくれるかな。」
Aくん「せんせい、消しゴムを貸してください。」
講師「はい、どうぞ。」
Aくん「ありがとうございます。」
お礼は?と言わなくても、自然に“ありがとうございます”を言ってくれました。
ちょっとはみ出して書いてしまったBくんも、消しゴムを使いたい様子でした。
Bくん「Aくん、消しゴム貸してちょうだい。」
Aくん「はい、どうぞ。」
Bくん「ありがとう。」
私がもう何も言わなくても、子ども同士で、きちんとお願いをし、お礼を言っていました。
先生同士の話し方も気をつけましょう。
C先生「D先生、~なんで…」
D先生「あぁ、あれね!」
これは、両者とも、よくありません。
依頼の場合「D先生、~なので、お願いできますか?」
相談の場合「D先生、~なので、どうしたらよろしいでしょうか?」
上記のように、助詞を使い、語尾は最後まで言うようにし、園児のお手本になりましょう。
※助詞
・わたし“は” “が”
・りんご“を”
・おかあさん“に” “へ”
・保育園“で”
・あなた“の”
・せんせい“と”
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