今日、個人稽古に伺った先で偶然に会った方とお話をしていたら
どうやら以前、公園で健康系の太極拳をされてたとの事、しかし
楽しい話になるはずが、太極拳で膝を壊して水が溜まって治らな
くなった。
と言う話になった。
60代のお母様でしたが、怪我自慢的に私に話してくれまして、
先生や指導員さんが二、三人で大勢を見ていらっしゃるから、
仕方ないと、私の姿勢が悪いから、膝が悪くなったと謙虚におっしゃっておられましたが…
そんなことはないのです!
太極拳に対する正しい知識や指導法を知っていれば、膝を壊すような指導にはならないはずです。
表演の選手などは、膝の手術を何回もされている方もおられます
が、推手で壊すならまだ分かりもしますが、表演で壊す=套路を
やることで壊してしまうと言うのは、やり方がまちがっているのです。
太極拳推手倶楽部では型練習で、低くしろと言ったことはありません。
膝の方向や、足を曲げた時の膝の出方を一眼見てわからないのな
ら、指導はやめるべきでしょう。
そのお母様と話しながら、あらためて太極拳や武術の指導の難し
さを痛感しました。
武術をやると人の人生が変わるって、本当ですね。
良き方向にも悪い方向にもかわってしまいますね。
気をつけないと…
明日は水曜朝稽古ですから、その辺りの太極拳や武術の稽古法の
注意点を話しておこうかな。
太極拳推手倶楽部
中国伝統武術 掌友会
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