推手でも散打でも、たぶん将棋でも囲碁でもゲームでも上手な人が知らないでやってる場合もあるかもしれないけど、中国武術には見る勁があります。観る事にメソッドがあります。
日本の武道にも見取り稽古ってありましたね。
観るんです。
相手を観る、行動をみる。という事でしょうかね。
私は散打をしているときには、相手の行動を観るだけの散打を出来るだけやるようにしています。推手の時もそうです。避けるだけ、隙が大きいときはカウンターを軽く取ってあげます。
ことさら、推手はわかりやすいですね。
触って観るだけ、色んなモノを観ます、今日の相手の体調や何を考えているのか、どんな気持ちなのか、どんな手でこようとしているのか、いつ来ようとしているのか…観えるように努力しています。
段々と観えるようになって来たような気がします。
歳のせいもあるでしょうかね。
勝気を捨てるんです。
本当に負ける事に投資しなさいという、鄭●●老師の教えのとおりです。
推手でも散打でも、勝とうとする瞬間は皆比較的無防備なことがおおいようです。
上手な人ほど、これが無いような気がします。
なんつうか、ガツガツしてないというか、、、、
勝つんじゃなくて技を使うだけ。
気持ちを変えるだけ。
自分が物のようになって、相手に押されるだけ。
戴氏心意拳では意とか言うんでしょうかね。
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