【これから始める】女性が選ぶ武術や格闘技 | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

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護身術やボディワークそして
ちゅうごくけんぽう(中国拳法)を
練習する管理人の様々な出来事を
書いていきます。
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最近では女性でも武道や武術、格闘技を練習される方が増えましたね。嬉しい限りです。しかし、もしこれから女性が格闘技や武術の習い事を始める際に何を基準に選べば良いのでしょうか。もちろん好きなものを選ぶという方もいると思いますが、やはりこれから数ヶ月または数年はたまた一生お世話になる道場や武道ですから選択は慎重にいきたいものです、そこで今日は私が道場を選ぶ際のポイントいくつかまとめてみました。是非ご参考になさって下さい。

1、用途で考える。
健康になりたい!

健康になりたいから武術を始めようとお考えのあなたは、まずはどうしても格闘技や武術で無いといけないのか考えてほしい。少なからず武術であったり格闘技と名がつけば無理も怪我もある事を考えなければならない。そうした事が気になるようであれば武術や格闘技は避けたほうが良い。健康武術の代名詞である太極拳ですら表演ともなると有名選手の多くは膝の手術を数回していると言う話もあるくらい。では伝統武術の太極拳はというと、もちろん何か怪我があると考えるべきであろう。健康を目指しているのであれば世の中にはもっと良いものがあるのでは無いか、武術をやっている人間から見ればそう思えてならない。うちの会も健康に大変効果が高い武術はありますが、健康にしか興味の無い方は継続が気持ち的にも難しいかと思います。最近は武術と健康法をミックスしたボディワークが流行っていますが、武術的には微妙でしょう。楽しく健康法を武術テイストに浸りながらできるのがメリット。健康でしたらヨガとか整体とかウォーキングなどがオススメかと思います。

 

護身術。
護身術が習いたい方は、カラテや剣道、ブラジリアン柔術などスポーティで練習すればある程度は誰でも強くなれる武術や格闘技をお勧めします。体型が変わりやすいものは女性にはお勧めしていません。ガニ股になりやすい武道や肩に筋肉がつきやすいスポーツはあまり個人的にはお勧めしません(個人の願望ですが(^_^;))簡単でかつ短期間にある程度は強くなるものが上記にあげたものです。護身術は即効性を求めます、力を抜くとか勁とか言ってられないときだってあります。なるべく簡単なものもを選択して戦闘の基礎を覚え次の選択肢かその武道、格闘技を極めるのもアリです。

 

 

格闘技や武術が好き!オタクもマニアもよっといで〜。
こう言う女子はどこにでもいるものではありませんが、迷う事はありません。掌友会でもどこでもお好きなところに習いにいってください。それが幸せだと思います。

 

すぐ強くなりたい系。
護身術でもないけどスポーツ的にすぐに強くなっちゃいたい系の女性は護身術のところで書いていますが、格闘技全般、武道なら剣道、刀剣を使う武術がお勧めでしょう。ややこしい事を言う武術、力ではない力とか最低でもわかるまでに10年以上かかり出来ない人が9割です。すぐ強くなりたいのでしたら格闘技全般で探してみても良いかもしれません。更に試合形式の練習があるとなお良いでしょう。(スパーリング等)勿論少々怪我もあったり痛かったりは覚悟してくださいね。

 

2、コストで選ぶ。
やはり学生さんだと安い道場を選びたいでしょう。社会人であれば時間や曜日が気になるところでしょう。そして現在、日本には様々な道場の形式があります。

安定はやはり自前またはビルの一室を借り切って常設されている道場でしょう。これで駅近くであれば何も文句がありません。後は趣味趣向が合うか合わないかくらいでしょう。
マンションの一室を借りてやってらっしゃる道場もあるようです。雰囲気を見て人が少なかったり先生と二人っきりだったりしたら入会は考えたほうが良いでしょう。悪い人かどうかは別として女の人は不安でしょうしね。

 

続いては区の体育館や施設をその日程ごとに借りて運営している道場、当会もこの部類です。いつ行っても練習できるビル賃貸型とは違い少々こちらが時間を合わせる必要がありますが 当初の値段設定がビル賃貸型より安めになっている事が多く月謝の銀行引き落としを使用していない事が多く、通いやすい設定です。ビル賃貸型はビルの維持費用等が毎月必ずかかる為、家賃確保で設定金額が高いのです、私の知っている限り古流の日本武術で入会時に十万近い金額と道具購入費用プラス月謝の三、四十万が必要なところを知っています。それに比べると中国武術系はだいぶと安価で安いと一月三千円とか高くても3万円くらいでしょう。

公園練習系。
中国武術に多く道場はありません。公園で練習するのです。メリットは格安の会が多く時間も厳しくありません、日没までであれば先生がいて教えてくれます。(中国伝統武術 掌友会も最初はこれでした。)デメリットは雨の際は練習できません。(濡れながらやっても良いのですが…)夏は蚊が多くとても嫌です。冬は当然寒く。雨の後はものを落としたり転けると泥がつきます。大きな公園であれば危ない虫や人もいます、女性は着替えやトイレに苦労するでしょう。雨が続くと練習が途切れてしまいます。女性にはお勧めできません。

月謝はどのくらいが適当なのか。高ければ良いというものでもなく、安いと安いなりのサービスで保険に加入していなかったり、難しいところですね。世間一般に有名なところは月謝とカリキュラムが一致しているところが多いところが多いでしょう。某有名なカラテ道場や有名合気道道場などは入会時に支払う金額もそこそこですが、保険の入会もありしっかりしているようです。マイナーな道場や個人でごく少人数を教えてらっしゃる方は会場や保険がおざなりな事が多いように感じます。

 

3、道場生や先生を見る。
入会する前に練習生を先生をよく見てください。妙に宗教じみていないか、上手いことを言って貴女を入会させようとしていないか。これらは道場生を見ることによっておおよそは予測する事ができます。道場生と会話をする時間があれば是非少ししてみて下さい。武道がいくらできても楽しく付き合えない人はダメでしょうし、合う合わないは人間必ずあります。高い入会金や月謝を払う前にそれに気が付けばそれに越した事はありません。武道が上手だから偉いとか有名な先生の弟子だから偉いと言うのは幻想です。貴女は武術や武道、格闘技を習うことでお金を払うお客さんだということを先ずは考えて下さい。今や伝統武術においても特別な流派は存在しないと言っていいでしょう。

 

私も武術の道場を東京都北区でやっています。私が武道、武術を始めて約40年くらいでしょうか、様々な武術、格闘技を見たり練習したりしてきましたが女性に向いているもの向いていないものが存在するという思いは常にありました。いろいろ見てください。凄いものもあるでしょうが、世の中の最高がやすやすと貴女の目の前に現れたりしません。本気なら最低10の道場を見てください。武術や武道、格闘技界が少しはわかるのではないでしょうか。

 

ちなみに中国伝統武術 掌友会は女性には八卦掌がお勧めです。護身術に良いでしょう。
女性は走圏はあまりやり過ぎない方が良いかと思います。健康になりすが、やりすぎると足は少々太くなります…(^_^;)


では良き武道ライフを。

 

中国伝統武術 掌友会

 

 

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