戴氏心意拳の兄弟子がよく言う事ですが、心意とは脳のことだ。
脳=心意で心とかそういう解釈になるようです。
心意拳は練習においてはじめて反復練習を取り入れた流派だと言われていますが、その反復練習も
ただ闇雲にやっていれば良いわけではないでしょう。では長く練習すればよいのでしょうか。
練習をしていて段々疲れて来て「あー、疲れてきた…でもまあ反復してればいつか上手く強くなれるに違いない…」そうでしょうか?
戴氏心意拳の口伝では「よく休みなさい、汗をかくことが良い練習ではない。」これは私もよく言われました。
ゼーゼー!ハーハー!やっていると師匠や兄弟子がやってきてこの言葉を言うのです。
良いテンションで練習をしなければ良い練習結果は出ない。
これは勉強でもスポーツでもなんでもそうではないかと思う。
最近はこれに近いことを脳科学の番組なんかが言ってたりします。戴氏心意拳はもの凄く以前から
こういう事をいって練習してきました。型が長ければ良いわけではないのです。(長いには長い他の理由もあるでしょうが…)
反復練習も疲れてきたら一度休憩を取り、テンションの回復を待ってから再び始めると効率が
よいのです。
私最近思うのですが、努力と言うのは汗をかくことでも何か筋肉痛になることでもないような気が
してきました。その事に対して頭をつかって何が効率的か考え実行することのような気がします。
まあ、それが難しいんだよね…
悩んだら
中国伝統武術 掌友会においでよ。一日体験もやってるよ!