推手での私の気をつけているところ VS 太極拳 推手 戴氏心意拳 八卦掌 | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

護身術やボディワークそして
ちゅうごくけんぽう(中国拳法)を
練習する管理人の様々な出来事を
書いていきます。
古武術 護身術 武道 武術 健康
強健 

推手での私の気をつけているところ VS 太極拳 戴氏心意拳 八卦掌




いつも推手を練習していて管理人個人が気を付けていることを
少し書いてみた。


・ムキにならない。
捨己従人というのか、相手が無茶をしてきても
それを見守るくらいの気持ちで相手に接すると
気持ち的に楽。そうできるとレベルアップまでもう少し?


押されても押し返すのではなく、冷静に何故、押されたのか
自分のどこが悪かったのか等、いろいろ考える。
*この部分が一番気が付きにくく気付くと一番解決しにくいです。しかしここを解決できれば推手はかなり上達すると思います。


・相撲や柔道のような四つ組にならない。
四つで組むことが悪いことではないのだけど、
太極拳的には相手とぶつかりやすく、化勁しづらい
ところがある、それは逆を言えば四つで組むと
力の強い方が勝ちよい、ということであるので
四つに組まれても焦らずに、四つに組むデメリットを
出来るだけついていくようにしている。


・危ない技は使わない。
推手は競技ではなく、また実戦でも無い、推手では相手を
傷つける必要はないので、足を必要以上にかけたり 肘を入れたり
ということも必要ないとおもう。
相撲や柔道のやり方とは練習で求めることも違うので、
分けて考える必要がある。


・危ない打ち方をしない。
習いたての頃は打ってみたくて仕方ないものだが
実際に推手の中で打ってみても意外と打てない。
しかし、稀に打ててしまって予想外の効果が
出たときには、とんでもない事になっていたりするものである。
気を付けよう!!



太極拳の推手ってとても難しいです。
特に化の部分が発より難しいかもしれませんね。
私も含めて力押しでどうにかしようとしてしまいがち
掤勁だけで押し切ろうとしたり、自分が強いことを
相手に押し付けてしまう。


推手はとにかく推手をすれば上手くなるのかというと
それは、半分だけの話で、思考や意というものを理解しないと
おそらく推手は上達しないと私の経験上最近やっと
思えるようになった。


太極拳の推手は大変奥が深く面白いものです。