手を離したら打たれるよ? vs 太極拳推手倶楽部 月刊「秘伝」 中国伝統武術 掌友会 戴氏心意拳 | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

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「手を離したら打たれるよ?」と最初は言われたもんだった。

私が最初習いに行った中国武術の先生は
そう言いながら容赦なく顔面を平手で往復びんたとか
目潰しとかしてきた…(金的もありだった…)

推手と散手の区別があまりなかった^^;
そのおかげかどうかわからんが、その後、聴勁はあんまり
注意を受けたことがない。

月刊「秘伝」にも載せてもらっているが、
その頃よくその練習をしたもんだった。
後輩とか捕まえて、半強制的に練習してもらった。

個人感では太極拳の推手は聴勁にウェイトが大きいように
感じる、陰進などの技法も大事ではあるが聴勁がない人は
技術を行う際に相手に気がつかれてしまい、成功率が下がる。
力のコントロールも必要でデリケートな部分も多い。
その部分が武術としての練習者を遠ざける原因なのかもしれない。

太極拳推手倶楽部の推手試合で見に来てくれていた方が
後から、思っていたのと少しイメージが違いますね。
と少し苦笑いでした。
それは一つに私のカリキュラムの甘さもあると思った。
結構うちの会は放置プレイ的なところもあるので、
もう少し厳しくやっても良かったのかな?と反省もしたり。

もう一つは全員、レベルが拮抗している。
可能性は高い、皆さんのレベルがまあまあのところにいて
同じくらいのレベルでぶつかった結果そう思われた…
(んーでもがんがんぶつかってたしな^^;)
推手の経験には十分なったのでプラスといえばプラスなのだが。

まあでも、やはり聴勁と勁の理解がもう少しあってもいいのかな~

その辺の理解にすぐれているのが戴氏心意拳かも知れない。
何しろ最初は発勁の練習しかしないし、丹田功がうまく出来ると
化勁も理解できるし、一石二鳥ではないか。

しかし、この武術の凄いところは理論が曖昧ではないところ
丹田功も講習会などでは理論も混ぜて教授してもらえる。
一度お試しあれ。