不頂って難しいね〜 太極拳 戴氏 八卦掌 | 東京 護身術、中国伝統武術 掌友会のブログ (東京)

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推手においては不頂(相手に抵抗しない)の技術をつかって
相手と対していく。


先日、練習後Tさんとお茶しながらそんな会話をしていた。
で、結局のところ心が難しいよ、心の問題だね。
という話になり結局のところ「捨己従人」が太極拳だけではなく
戴氏心意拳や八卦掌にも当然入っている。
どんなところで使われるのかなどを
ドトールでなんだか熱く語ってしまった・・

心の問題
推手を押し合いだと勘違いしている。
私も習いたてのころは推手は押して相手が動いたら勝ちの
スポーツかと思っていた。(最近はそれでもいいから推手や太極拳をもっと
練習してほしいともうようになった)
実際のところは軸が無く押され足や身体が崩れて下がってしまうと
駄目だが、回転する部分が回転し身体が虚実分明していて、
最終的に下がってしまうのならむしろよい練習だと思う。

当然下がるだけでは結局解決にはならず、「捨己従人」の練習を
しているだけとなってしまうのだが。
その下がる部分にさらに技術(引と発かいろいろ)が
入っていって太極拳となる。

太極拳の推手を練習する際に勝ち負けの競技という部分を
とりあえず捨てることがコツとなるような気がします。
(ここでの勝ち負けを捨てれるかどうかが4,5年先の
武功の上昇率への鍵ではないかと・・・)

私もできないことがまだまだ沢山ありますが、この問題は
クリアしてる気がします。

上手い下手は別にして心を切り替えることができる。
ということです。心が引っかかり無く変わることができます。

うち(推手倶楽部)の練習でも崩しあいしましょう!
というと何故か今まで捨己従人を意識していた人も
競技に夢中になって抗してしまう。
難しいものですね、”心”だけは形を実際に見せてあげることは
できないですしね。