自分の人生を生きる | こめじるしるーむ

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誰しもが自分として在る事が一番大事。そう信じています。

 

 

自分の人生を生きる事は、多くの人達にとって目標とするものかもしれません。

周りの人に流され、世間に流され、気付いたら”自分”を見失っている事もあります。

自己実現は魅力的な旅ですが、そこには多くの至難も待ち受けています。

 

自己実現に到る道には、幾つかのステップが存在しています。

自分がどこに属しているかを認識し、

それを受け入れていく事がとても大切です。

今日はそのお話を、私が表現できる形でお話していこうと思います。

 

 

 

1つ目:肉体を生かす

先進国に住む人たちがさも当然のように行っている事の多いステップです。

毎日の食事を用意するとか、家で眠るとか、水を飲むとかです。

身体が必要としている栄養素を摂取できることは、

社会生活の中においては”当たり前”と体感されやすい事ですが、

このような事が日常的に行えている事はとても幸せだと忘れない事は大切です。

 

 
2つ目:精神を生かす

体を支えたら、次は自分の心の健康を取り戻します。

この段階にある状態は、私たちの人生でも頻繁に経験するかもしれません。

肉体的ではなく、精神的な疲れを感じ、何もしたくないと感じるような時です。

場合によっては、精神的な疲労が肉体に疾患をもたらす事もあるでしょう。

何かしらの治療が必要だったり、休息が必要な段階です。

ここで必要になる行動は、自分らしい”元気”を実現する事です。

カラ元気はいけません。心の栄養となる事をしましょう。

自分に合った方法で、自分が最もしっくりとくる心の状態を目指しましょう。

 

 

3つ目:意識を自分に戻す

肉体的、精神的なケアが行えたら、次のステップでは意識を”自分”に戻します。

親、友人、教師、世間、恋人、配偶者、子供、医者、などなど

あらゆる”外側のもの”に向けている意識を自分に戻します。

「自分の人生は自分から創られて行くのだ」という事を思い出してください。

場合によっては、望みや目的の修正が必要になります。

誰かから願われた事を、そのまま自分の望みだと誤解してしまっている事もあるのです。

これは慣れるまで、継続的に行い続ける事になります。

またこれは、我儘になれと言っているわけではありません。

この段階では、誰しもがそのように生きる権利を持つという理解が必要になります。

自分がそうであるように、他者にも他者の人生を決定する権利があると考えるのです。

そうする事で、人生の主導権を”自分”に戻す事が出来るようになります。

 

 

 

4つ目:私として何を望むのかを自らに問いただす

自己との対談が開始します。ここからは、少しスピリチュアルな知識が必要です。

自分の内側に関心を向け、そこに何があるかを発見します。

それが自分を喜びに導くものだと気付き、そこから行動を起こす癖を身に着けていきます。

アファメーションや引き寄せの法則、イメージングなど、様々なテクニックがあります。

瞑想などを通じて、自分の中心と繋がる感覚を味わうのも良いでしょう。

自分の内側が力強く躍動する方向を発見します。

そして、その力や興味や関心が向かう方向へ、足を進めます。

簡単に言えば「自分のしたい事をする」という段階です。

「2つ目」や「3つ目」を終えていない人がここに取り組んでも上手く行きません。

パワーが足りないか、自分ではない他人や世間の望みを追いかける事になってしまいます。

しっかりと自分に軸を置いてからでないと、この作業は困難を極めます。

 

 

 

5つ目:自我の浄化

次にする事は、自我の浄化です。これは段階的に進んでいきます。

「自分のしたいことをする」これに慣れてきた魂は、

次は自分から誰かに与える事を望むようになっていきます。

社会貢献や、自分が役に立つ事を行いたいと、そう感じやすくなっていくのです。

気を付けてほしいのは、1つ目や2つ目の段階でもこの要求は浮上するという事です。

この時、真の目的は「私を認めてほしい」「私に与えてほしい」です。

他者や社会に貢献する事で得られる”見返り”を求めているのです。

これは、真の望みではありません。このような欲を元に動く事は避けた方が良いです。

与えるという点に対して、妨害となるのが自我です。

自我は良し悪しに拘り、目に映る現象や何かを即座に”判断”します。

その判断基準は自分の内側に存在しており、この個人的な物差しは人の数だけ存在します。

ですから、誰かにとっての”悪”が、誰かにとっての”正義”になりえるのです。

正しく愛するためには、このような偏狭な考えを捨てておかなければなりません。

ここで、自我の浄化が行われます。自分の考えを改め、視野を広くしていくのです。

様々な人生が在り、様々な境遇が在る事を深く理解し、他者への優しさを強く持ちます。

またこの時、自分自身に対しても同じように”親切”でなければなりません。

自分にも他人にも優しく出来て初めて”その考えを捨てれた”と言えます。

自我の持つネガティブ性は他にも色々とありますから、

この浄化は、長い歳月をかけて行われ続ける事もあります。

浄化が深まれば深まるほど、心の内には自由と安心感と愛が広がっていきます。

 

 

6つ目:霊的探究

自我の浄化が促進されて行くと、意識は更に”霊的なもの”に惹かれるようになっていきます。

霊的探究は様々な段階で起こりますが、霊的なものへ惹かれる意識は、

ある程度の成長をしている可能性が高く、無意識のうちにこれを求めやすいのです。

しかし、まだ成長段階に在る魂が、これを「魔法の杖」と誤解してやってくる事もあります。

霊的探究で最終的に発見する知識は、恐らく誰しもにとってショックなものです。

これまでしてきた全てが崩壊してしまうような衝撃が与えられるため、

その覚悟がない魂は、恐らくは引き返しが起こるでしょう。

「魔法の杖」は3つ目~5つ目のステップの際に体感しやすいものです。

自分の人生を横臥する方法が欲しいと感じるのであれば、

そのあたりに関心を向けるようにするのが良いでしょう。

ですが、どうしてもこれに興味が出る人は、賢者たちの智恵に導かれます。

引き寄せ等のスピリチュアルな知識ではなく、より厳格な知識です。

こういった知識は社会の中では全然と言っていい程重宝されていませんから、

この探求は基本的に孤独で、自分の心だけを頼りに進んでいく事になります。

この旅の途中、出逢った賢者たちの言葉が導き、勇気、激励を与えてくれるでしょう。

探求が進めば進むほど”私”と言う意識がドンドン薄れていきます。

そして、最終的な段階へ進みます。

 

 

 

7つ目:自我の放棄

最終的に私たちが行き着くのは「私自身の放棄」というプロセスです。

幸せを求め、自分の人生を良くしようと努力してきたその自分を完全に放棄する事で、

始めて「自己実現」が起こり「悟り」が開かれます。

自己実現をする人も、悟りを得る人も、そんなものは誰もいないという事です。

個人的な私と言う意識は、この真実にショックを受けます。

自分と言うその感覚がある限り、自己実現は起こらないという現実を突きつけられるのです。

自我はパニックになり、これを否定したり、恐れおののいたりするのでしょう。

それでも貢献的な魂たちは、その道をまっすぐに進み、ついに自我を放棄します。

そして、最初から私たちを生かし続けていた「神なる意識」だけがその体に残るのです。

こうして初めて、私たちは「私の人生」に戻る事ができます。

自我と言う強烈な幻覚から目覚めて初めて、

人生を正しく理解する事ができるようになります。

 

 

 

段階を7つのステップに分けて書いてみましたが、自分に該当する場所はありましたか?

6つ目から7つ目のプロセスは極めて困難です。そして、知性での解読も難しいでしょう。

ですから、無理に理解しようとするのではなく、訳が分からないと感じるのであれば、

分かろうとはせずに、自分にできる事や出来そうな事を行うようにしてみましょう。

 

またこの段階は、優劣を表すものではありません。

赤ちゃんが成長していくと共に学ぶ事が変わっていくように、

私たちの魂にも、学びのステージがあるというだけの話です。

生命は等しく価値があります。

親から見たら、赤ちゃん時代の子供も、大学生時代の子供も、

どちらも大切な自分の子でしょう。

全ての存在の価値に向けられている感覚も、それと全く同じものです。

どの段階にあっても、その魂は等しく大切で、貴重な学びをしています。

 

2つ目~4つ目でつまづいている人達は多いのではないかと感じています。

アナタは、どうでしょうか。どのように感じていますか?

自分に正直になって、自分の状態にあった行動や選択をとる事で、人生は必ず開けてきます。

アナタの人生はずっとアナタと共にあります。

どうぞ、その人生からもたらされる喜びの数々を、享受してくださいね。

 

 

 

 

 

 

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