願いが叶いにくい時 その3:嫉妬や妬みを”よく”感じてしまっている | こめじるしるーむ

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願いが叶いにくい時、そんな時には何かしらの要因があります。

引き寄せが上手く行かない、何をしても望む変化が起こらない、

随分と前から同じ願いを抱き続けている…など、そのような状態になるのには

やはり理由があり、そういった理由を知る事で対処できる事もあります。

 

 

願いが叶いにくい時シリーズその3

  嫉妬や妬みを”よく”感じてしまっている

自分がなりたい状態や、自分が欲しいものを持っている他者に対して

妬みを感じたり、不安などを感じて嫉妬したりしている時、

願いの実現を妨害するようなエネルギーを自分が出している状態にあります。

 

嫉妬や妬みを感じてしまうのは何も悪い事では無いのですが、

それが頻繁になってしまっている時には注意が必要です。

 

嫉妬や妬みという感覚はとても嫌なものです。

そのため「自分はそんなものは感じていない」と思い込もうとしている時があります。

その際に起こりやすい幾つかのパターンをいくつか上げるので、

ちょっぴりでもいいので自分の状態を正直に確認してみて下さい。

 

1:わざとらしい祝福と「羨ましくない」という発言

相手を無理に祝福したり、私は全く羨ましいと思っていないというような、

そういう発言を繰り返してしまっている時には実際には羨ましいと思っています。

羨むくらいなら良いのですが、妬みになってしまっている可能性が高いのがこのパターンです。

素直に自分の感情を認める事が大切です。

 

2:相手のマイナス面を見つけようとする

自分が望んでいるものを持っている人を見ると、咄嗟にその人の悪い部分を見ようとします。

場合によっては、自分と比較して相手が自分よりも劣っている所を探し出そうとする事もあるでしょう。

何か悪く事をして望みを達成しているのではないかと疑うような思考が出るパターンもあります。

 

3:しんどくなってくる

嫉妬や妬みによって”しんどくなる”事があります。

相手は何も悪くないですし、自分に対して悪い影響も与えてはいないのですが、

その人と一緒にいると”しんどくなる”ので、相手がさも悪いかのような思考を繰り返します。

自分が苦しいだけならまだ良いのですが、このパターンでは相手に悪い印象を与えるような

発言を別の人に対して行ってしまっている場合が多いものです。

このため、誰から○○さんと一緒にいると疲れるというような発言をされた時には、

その人の言葉だけを真実として受け入れないようにする心掛けが大切だと感じています。

ですが、本当に他者からエネルギーを奪う人もいるので、

その人の発言をないがしろにしてしまうのも良くありません。

大切なのは、其れだけを真実だと捉えない事です。

相手に寄り添いながらも、健全な境界線を保ち続けましょう。

 

4:詮索する事が多い、もしくは多くなる

相手がどういう状態にあるのか、何をしているのか、上手く行っているのかどうか、等

誰かが何をしているかを気にする頻度が上がります。

そして、無意識のうちに自分との比較を行います。

相手が上手く行っていると落ち込んだり、ひどくうろたえたりしますが、

これは自分が抱いている妬みや嫉妬の感情による影響であり、

相手からの影響ではありません。

 

 

  プライドの影響を見てみよう

私達には自我があり、その自我には「プライド」という機能が備わっています。

プライドには2つの側面があり、1つは「誇り」で、もう1つは「傲慢」です。

上記に挙げたような感覚を生じさせているのは「傲慢」の方で、

この性質は「願いが叶いにくい時その2」で伝えた自己評価に誤認を生じさせます。

傲慢さは、自分を過大評価するばかりではなく、過小評価するという状態も作り出します。

 

■自分を過大評価している時に生じやすい思考

私にできない事をあの人がしているのが信じられない。

私の方があの人よりも○○を得るのが相応しい。なのに相手が先に得た、許せない。

 

■自分を過小評価している時

誰が何と言おうと私には無理なのだ。

私にはそんな資格はない/私にはそんな能力はない。

※鬱状態は当てはまらないので確認の際には注意をしてください

 

どちらも正しく自分を見ておらず、自分の感覚が最も正しいという考えに囚われています。

こういう状態の時には、他の人の意見やアドバイスに耳を傾ける事が出来ません。

このような状態に陥るのは、プライドによって自分を保護しようとしてしまっているからです。

 

プライド、特に傲慢さは極めて脆弱です。

誰かの評価や表面的な要素によって簡単に傷ついてしまうので、

頻繁に自分を守る考えを持たなければ、簡単に心が悪い方向へ転がっていってしまいます。

自分を過大評価するのも、自分を過小評価するのも、

それ以上は自分を傷つけないためであり、見方を変えると弱さの表れとも言えます。

 

しかし、このような性質は自我を持つ以上、どんな人にでもあるものです。

それを活発に活用しているかどうかの差はありますが、

誰しもが陥ってしまうパターンなので、これらを否定してしまうのは良くありません。

そもそも、最初に書いたような幾つかのパターンが生じてしまうのも、

「妬みや嫉妬」を抱く事は”悪い事”だと思い込んでしまっているからです。

 

妬みや嫉妬を感じるのは自我の持つ機能の1つで在り、

それと上手く付き合うためには、受け入れる事が大切になります。

否定していると、余計にその感覚が拡大していくので注意しましょう。

 

 

  どうして妬みや嫉妬が願いの実現を妨げるの?

 

その1:自己認識を歪める(自己評価に誤りができてしまう)

願いが叶いにくい時その2で伝えた状態が生じます。

詳しくはリンク先のページをご参考ください。

 

その2:”望みが実現しない”エネルギーを出してしまう事になる

自分が望んでいるものを持っている人を見た時、意識は「望み」に向かっています。

その状態のまま「喜び」や「憧れ」のような感情を抱いたら、自分も望みに近づいていきます。

しかし、妬みなどの感覚を繰り返したり、それを最も強く感じてしまっている時には

「自分が望んでいるものや状態は自分のところには無い」という感覚を強烈に感じているので、

その感じている感覚が自らが発するエネルギーとなり、その現実を引き寄せる事になります。

つまりは「望んでいるものがない」状態を引き寄せてしまうという事です。

 

例えば結婚を望んでいる人が居たとします。その人の耳に誰かの結婚話が入ってきたとしましょう。

その時「どうして私にはできないの」「結婚している人達を見ていると苦しくなる」と感じた場合、

「私は結婚する事ができていない」というエネルギーを発する事になります。

このため、結婚を望んでいるのに、結婚する事ができない状態が続きやすくなります。

お金にしても仕事にしても健康にしても、それ以外の要素でも同じです。

 

その3:願いが叶う流れと真逆の方向を向いてしまっている

妬みや嫉妬を強く感じてしまうような時、もしくはそれを感じる事が癖になっている時には、

自分の望みに続く方向とは真逆を向いてしまっている状態にあります。

道順の左右を間違えているような状態ではなく、真反対を向いているのです。

ですから、その方向に向かっていっても、望みが実現する世界に到達する事は出来ません。

しかし、自分では努力をしたり、それ相応の行動をとっているつもりになっていますから、

余計に叶わない現実に対してイライラする事が多くなっていきます。

そもそも、自分が意識を向けている方向が間違っている事に気付かなければなりません。

それに気づく事で、強く感じていた妬みや嫉妬心が薄れる事もあるでしょう。

 

 

  妬みや嫉妬の癒し方

この方法はただ1つです。

自分が妬みや嫉妬を抱いてしまっていると認める事です。

言葉だけで「認めた」と言っていても効果はありません。

心の底から自分の考え方や感情を認め、受け入れる必要があります。

ですからこの時には、プライドを静かにさせるようにすると効果的です。

 

プライドを静かにさせてみよう

1:謙虚さを大切にする ※他人に対して遜る事や過度な謙遜は謙虚さではありません。

2:自分の考えや考え方から一度離れるようにする

3:沢山寝るようにする

4:プライドを刺激するような記事や情報から(一時的にいいので)離れる

5:完璧主義的な考えを手放そうと決意する

 

他にも色々と方法は在ると思うので、自分が好ましいと思う内容を選ぶようにして下さい。

このようなプロセスを踏んだら、次は受け入れる作業に入りましょう。

 

自分の中にある”嫌な部分”を受け入れよう

次のような考えを頻繁に行うようにしてみましょう。

1:悪い所も含めた、自分の全てを受け入れよう。

2:自分の弱さもひっくるめて、全てを受け入れよう。

3:私は私のままでいい、弱いところがあっても良い。

4:私は私を慈しみ受け入れる。

5:(全身の力を抜いてリラックスした状態で)私は私を受け入れる。

6:私は私を許す。

 

受容を行う時、愛の力が働きます。

愛は癒しの源泉、ヒーリングの力そのものです。

自分を受け入れる事によって、その時に働く愛の力が、様々な要素を癒してくれるでしょう。

 

 

  ありのままを受け入れて、願いも受け入れよう

妬みや嫉妬が出てしまうのは、往々にしてプライドからの影響です。

プライドを捨て去る事を目指すのではなく、

プライドを持っている自分を認めて受け入れてみましょう。

不思議な事に、そうした時に初めてプライドの影響が弱くなるのです。

 

拒絶すると、その拒絶したものの影響をより強く感じてしまう事を覚えておいてください。

自分にはプライドがあると認めている人よりも、自分のプライドを認めていない人の方が、

プライドのネガティブ性を強く感じる事になってしまいます。

そもそも「認めない」という姿勢が、すでにプライドによるものです。

 

ネガティブ性は敵ではありません。どんな生物たちでも抱える、生命の一側面です。

それは責められるような要素ではなく、否定されるべき要素でもありません。

生命の持つ全ての神秘を受け入れ、それを受け入れようと意図してみましょう。

 

ネガティブ性も含む、ありのままの状態を受け入れる力が深まれば深まるほど、

願いが実現した現実を受け入れる力も高まります。

これまでは受け取る事が難しかった「願いが実現した現実」を、

自分のネガティブな側面を受け入れる事によって、簡単に受け入れられるようになるかもしれません。

 

 

 

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