他人軸で生きている状態って?
自分軸で生きる、第一回目は「他人軸で生きている状態」についてです。
この状態は珍しいものではなく、非常に多くの人々が
当然の状態として受け入れているのではないかと思います。
他人軸で生きている状態は、簡単に言えば「他人の価値観で生きている状態」と言えます。
親が求める子供で居る、配偶者や恋人が望む自分で居る、社会が良いという人物で在ろうとする、
もっと色々な事が挙げられますが、とにかく”自分の在り方”の中心に、
他人の意志や望み、価値観が掲げられている状態を指します。
好きな人のタイプに少しでも近づこうと、努力をするのは非常に可愛らしいものです。
お母さんやお父さんを喜ばせるために、
両親が笑顔になる事を一生懸命にしようとするのも可愛いですね。
他人が自分に対して向けている願いなどの全てに答える事が悪いわけではありません。
ただ、上記のような行動が、過度に働くようになってきたら注意が必要です。
他者の価値観を軸に生きているので、自分の価値観ではなく
他者が抱く価値観の方が重要になります。
自分がどう感じるかよりも、他者がどう感じるかの方が重要で、
自分が何をしたいかよりも、他者が何を求めているかの方が重要になります。
商売など、他者の望みを読み解く必要のある分野もありますが、それは当てはまりません。
その際には、あくまでも商売で何かをしたいという自分の意志が中心にあります。
2:周りの人は私の事をどう思っているのか、私がこれをする事で何を思われるか
他人軸が中心になってしまっている時、他人の思いは非常に重要な要素となっています。
他者から嫌われる事は自分という存在の価値にヒビが入るようなものなので、
他人に嫌われないために自分を偽る事が多くなったり、相手に合わせる事が常になります。
また、自分を嫌う人間を攻撃する傾向もあります。これは、自己防衛によるものです。
周りからどのように思われているか、良いように思われているのか、をとても気にするので、
社会的な立場に拘ったり、人生における勝ち負けにこだわる傾向があります。
常に他人に意識が向いているような状態ですが、これが普通だと思っている人は大勢います。
他人軸で生きている人はかなり多いのではないかと感じています。
占いをしている時「アナタはどうしたいですか?」と何度も尋ねた事がありますが、
その問いかけに即座に答えてくれる人は殆どいませんでした。
自分が何をしたいかよりも、他人が自分に対してどのような思いを抱いているのか、
自分は何を求められているのか等、何かを決める時にはまず”他人の意志”が中心にきて、
それを目安に、自分の行動を決定しているような状態です。
これでは、自分の声を無視し続ける事になってしまうので、
不満足な状態が長く続くようになっても不思議ではありません。
他人軸で生きている状態を示すものは他にもあるので、
それは「その2」で書いていこうと思います。
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心からの感謝と愛をこめて…☆
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