よぉ、俺だ。りんーごだ。
前回よろしく、今回もセルフカードリーディングについて書いていくぜ！
セルフカードリーディングで一番簡単なのが、一枚引きと言われているものだ。
質問を定めた上でカードを一枚だけひき、
ガイドブックやカードの絵柄を見た時に感じた事を受け容れるというものだ。
この時、自分の胸の辺りに意識を向けて
「私が知るべきことはありますか」
「今、心がける事は何ですか」
「今日を楽しく過ごすためのアドバイスは何ですか？」
というような質問をしてみよう。
必要なメッセージと言うのは、殆どの場合「１つずつ」与えられるものなんだ。
例えば、上のメッセージは『今はハイヤーセルフに任せておきなさい』という
メッセージを保有しているカードになる。
自分で何とかしようとするのではなく、より大きなものの決定を待ちなさいというメッセージだ。
言葉を変えると、成り行きを見守ると言うような感じにもなるな。
このメッセージが人生においてとても重要な物である場合、
何度も繰り返し出てくることになる。
日をおいても、よくシャッフルしても、いつも同じカードが出てくるという事になりやすい。
そして、何度も同じカードが出てくるときと言うのは、
受け容れるべきメッセージを受け入れていない時でもあるんだ。
は、上のカードを使用した時、ハイヤーセルフに任せると言うカードをひいた。
でも、すぐにそのメッセージを忘れてしまったので、
次に何となくこのカードをひいた時にも同じカード、
その次の日に引いた時も同じカード、
数日開けてよくシャッフルして気合を入れて引いたカードも同じカード
と言う現象が現れた。ようは、忘れるなよって念を押されているんだ。
何度も繰り返し同じカードが出てくるときには、諦めてそれに従って方が良いんだぜ！
例を挙げるぜ！
【仕事を探している人の一例】
Ａさんは今、絶賛休職中の男性だ。
彼はとにかく早く仕事に就きたいので、カードに質問をしてみた。「求職中の僕が心がけておくべき事はありますか？」
「カード：ちょっと落ち着いた方が良いんじゃね？」
しかし、この時、Ａさんは「落ち着いていては仕事は見つからない」と思い、
カードを引き直してしまった。
そしてこれなら納得できると言うメッセージが出るまでリーディングを繰り返し、
腑に落ちるメッセージを見つけたら満足して、それを実行する事にした。
しかし、Ａさんの理想とする職場との出会いは中々なくて、Ａさんはほとほと疲れ果てていた。
そこで、Ａさんは再びカードに質問をする事にした。「求職が上手く行かないんだ…どうすれば良いかな？」「カード：ちょっと落ち着いた方が良いんじゃね？」
確かに、ここ最近頑張りすぎていると考えたＡさんは、
落ち着く為に家で漫画を読んだり、ゆっくり眠ったり、友人と遊びに行ったりした。
楽しい時間を過ごしたＡさんは、何時までもこのままではいけないと思い、
また求職活動を積極的に始めることにした。
ここで、気合を入れる為に、もう一度カードリーディングをする事にしてみた。「気合を入れ直して就職活動をするよ、心がける事はあるかな？」「カード：ちょっと落ち着いた方が良いんじゃね？」
Ａさんは「なんでだよ！もう十分に休んだよ！何が言いたいんだよ！」と思った。
上の例の場合、カードが伝えたい事は、アナタは焦りすぎていると言う事なんだ。
焦ってどうにかしようと思えば思うほど、余裕のない行動が増えていって、
雇い主にあまり良いイメージを与えないよと言うようなメッセージを与えてくれているんだ。
でもＡさんのように、落ち着いていては仕事は見つからないと思い込んでいる以上、
このメッセージを受け取る事ができなくなってしまう。
だから、Ａさんが自分の行動や思考を顧みる時がくるまで、
カードは何度も「ちょっと落ち着いた方が良いんじゃね？」というメッセージを与えてくるんだ。
カードに記載されている事は、シンボル的な言葉だから、
そのままで理解するのではなく自分の状況と見合わせて読解しなくちゃいけない。
上のように「落ち着いた方が良い」と言うメッセージを受け取ったのなら、
とりあえず落ち着いてみる事が重要なんだ。
「常に行動しなければ」という気持ちを一時的にでも横に置く事を心がけ、
ゆったりとした呼吸とリズムに身を任せてから
「自分に必要な事は何だろう」という質問を、もう一度カードにしてみると良いんだ。
もしくは、出てきたカードのアドバイスが難しいと感じたり、
それをするのが怖いと感じた時には、素直にその気持ちをカードに伝えるんだ。
例に戻るぜ！Ａさんは考えた…ちょっと落ち着いた方が良いと言うメッセージはよく分からないけど、
何度もそれが出てくると言う事は、何か意味があるんだろうと考えた。
そこで、Ａさんは次のような質問をカードにしてみた。「求職活動について落ち着くと言う事が僕にはよく分からない。
行動しなければ職は見つからないし、落ち着く時間は勿体ないと考えている。
それでも僕が落ち着かなければならない理由は何なのか、ハッキリと教えてほしい」「カード：焦りすぎて、周りに良い印象を与えていないからだよ」
ここで、Ａさんは自分が焦りすぎており、些細な事でイライラしてしまう自分を顧みた。
早くどうにかしようと思いすぎて、妙なアピールをしてしまっている事にも気づいた。
Ａさんは反省した上で、再度カードに質問してみた。「それでも行動しないと余計に落ち着かないので、
今の僕にとって、最善となる行動を教えてほしい」「カード：アナタが得意としている事を理解し、それを発揮できる仕事を探しなよ」
何でもいいから早く仕事を始めなければと言う思いを沈めたＡさんは、
自分の得意としている事…つまり好きな事にまつわる店舗に足を運んでみた。
そこで求人募集の張り紙を見つけ、アルバイトになってしまったけれども、
自分の力が発揮できる仕事を見つける事ができた。
得意な事で貢献しているので、正社員への道も夢では無いと言われ、余計にやる気が漲った。上のは分かりやすい一例だから、必ずこんな風になるって事では無い。
だが、最初に到来したメッセージを受け入れて、その次のアドバイスを受け入れて…
と進んで行けば、自分が予想していたものとは違うかもしれないけれども、
自分が満足できるような状況を経験する事が出来る事は多々あるんだ。
殆どの場合「最初のメッセージ」が一番受け入れにくいと思う。
だから、受け入れにくいメッセージが、一番自分にとって必要な物だと捉えるようにすると良い。
今日も長くなったからここまでだぜ。
次はタロットについて書いてみるぜ。
- - - - - - - - - - - - 全ての命に愛を… - - - - - - - - - - - - - - -
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