【カード】　受け継いだ負の連鎖を終わらせよう　７

■火の２
□リラックスして-すべて順調です
■慈悲
□現状の主導権を握る

受け継いできたものを手放す度も今回で終わります。
最後は締めくくりになるので、手放した後の方向性に意識を向ける時期に突入します。

出会いを歓迎する

自分が今までに出会った事のないタイプの人との出会いを心から歓迎するようにします。
知識や環境も同じです。「今までの自分には無い」と思う事を進んで受け入れましょう。

この働きの中には、新しい自分も含まれています。
しがらみを解放した自分は、もうこれまでの自分とは違います。
違うという事は、これまでに知っていた自分はもうここにはいないのです。

これから新しく自分を知っていくくらいの気持ちをもっておきましょう。
そして、それを心から楽しんでください。

責任を持つ

自分の人生に責任を持つという言葉はよく聞いたことがあると思います。
ですがこれは「ベース」が出来上がってからの話です。

ベースが整っていないのに、責任だけをかぶっても辛さを感じやすくなるだけです。
責任は、責任を持てる状態になって初めて成立する感覚です。

例えば乳飲み子に「自立して生きる責任を持ちなさい」と言っても彼らは生きていけません。
大人になっても同じです。できない事まで全て責任として背負いつくす必要はないのです。

その事を知らずに、何もかもを背負いこみ、自分一人が押しつぶされていると、
感じているようなら「責任」という２文字は毒にしかなりません。
責任を感じるのは解放されてからです。ですから、解放をどんどん進んで行って下さい。

信じられない事も受け入れる

「信じられない」という感覚を作っているのは、過去の産物です。
ですが「連鎖を終わらせる」と決意し、あたらしい門出の前に立つアナタにとっては、
この感覚はもう既に自分の中から去ったものであり、今とそこを比較する必要はありません。

過去の学びや、経験の中では「信じられない」事であったとしても、
これからはそれが常識になる可能性で満ち溢れています。

たとえば、自分が愛の無い人生を送っていると感じていたとしても、
既にそこから卒業すると決意し動いたのなら、アナタの中から「愛の無い人生」がい無くなっています。

その次に入れるのを再度「愛の無い人生」にしても構いません。
ですがどうせなら、しっかりと経験したことのない「愛に溢れた人生」を受け入れてはどうでしょうか。

受け入れるものに制限をかけると、どれだけ望んでも奇跡は起こりません。
これは完全に自分の内側だけで成立する話なので、外の世界など関係ありません。

内を見つめ、そこに「信じられない」という感覚が無いかよく見つめてみましょう。
奇跡は本来、おこるべきして起る、必要不可欠な人生のスパイスでしかないのです。

落ち着く

何かしないといけないという感覚は、アナタに同じ事の繰り返しを与えます。
新しい人生は、自分である事にリラックスしどっしりと落ち着いていられるものにしましょう。

アナタが動いていなくても、人生は動くという事を忘れないでください。
行動してはいけないというわけではありませんが、行動しなければ不安になってしまったら、
それはもう「行動」という言葉に支配されてしまっています。

支配は恐れしか産み出しません。
本当の安らぎは、そこに落ち着いた時に訪れます。
常にフラフラと不安で動き回っている状態では、そこに根を張れません。

根を張れない植物が成長できるでしょうか？
成功を象徴する「花」を咲かせるでしょうか。

時には立ち止まり、自分の人生にリラックスすることも必須なのです。
自分の心身に落ち着き、自分の人生に根を張る事を決意しましょう。

‐‐‐‐‐‐‐‐各、リーディング結果‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

連鎖を終わらせたら、必ず新しい出会いが待っています。
一番初めに出会う相手は「新しい自分」です。
新しい自分という言葉には語弊があるかもしれません。まっさらな自分と言った方がいいでしょうか。

連鎖を辞めたら、新しい人生が始まります。
新しい人との出会い、新しい知識との出会い、新しい興味との出会い…
人は出会いの連続でもって成長していきますので、これは必ず起こります。

カード達が伝えてくれている事は、それを恐れないでという事です。
恐れれば、どれだけ素敵な出会いでも「無かったこと」にする事ができます。
怖いものは受け入れないという反応が働くからです。

新しいもの、知らないものに対する好奇心を復活させ、
変化の波を大歓迎しましょう。

外でどれだけの嵐が起っていたとしても、自分がしっかりとしていれば巻き込まれる事はありません。
この嵐とは「感情の嵐」と例えられているものです。実際の嵐とは関係ありません。

外側があれているからとって、アナタもその波に入っていく必要はありません。
他人の影響を受けやすい人の多くが自ら望んでその中に入って行っている事が多いのです。
それは、孤独への恐れや、おいてけぼりをくらう事への恐怖と言えるかもしれません。

アナタはその嵐をかき分けて、自分だけの道を進んでいく事ができます。
それが真実であり、アナタ本来の力です。

周りを同じである事は安心ではなく依存であると知ってください。
依存は己を信頼できずに、他に信じれるものを探す行動です。
ですが忘れないでください。この世界で一番の見方は自分だけだという事を。

それぞれの道を歩む中で出会う人々と交流を図ってください。
その中に、大きな愛や喜びが用意されています。それが、本当の愛です。

巻き込まれない為に、自分を信頼してください。
自分の人生を生きるという強い思いが大切です。

アナタの元に訪れるものが何であれ受け入れてください。
他の人にとって「信じられない様な事」「先ず起らないこと」であったとしてもです。

何が起こるのか分からないのが人生…というよりも、
常に分らないのが人生です。ですから、生きる価値があるのです。

自分の元に訪れるあらゆる奇跡を受け入れてください。
その為には、判断と批判・否定を捨てておく必要があります。

何でも受け入れれる心には、深い優しさと慈愛が込められています。
「この子は嫌いだからどうでも良い、この子は好きだから大切にする」
この気持ちは判断を行っているので、アナタの元にくる奇跡を事前に除外する事になるかもしれません。

嫌いだと感じる人間が、奇跡を運んでくる事なんてざらにあるのですから。
自分の身に起る事を甘んじて受け入れ、そこにある喜びも希望も受け入れてください。

知らないからといってそれを否定したり疑っていてはいけません。
それはアナタが知らないだけで、確かに存在しているのですから。それが真実です。

自分がしっている事だけがすべてではありません。何度も繰り返し伝えていますが、
自分の中にある常識を破らない限り、アナタが望む幸福は訪れません。

常識で測り知れない喜び事が来たとしても、それを恐れずに受け入れてください。
それはとても重要な働きです。

自分の帰る場所があるという事は嬉しいものです。
家や人の元…何らかの思考も当てはまるでしょう。

心からリラックスできる場所を持つ事は、人生を豊かにする行為の一つかもしれません。
私はアナタの人生そのものに、そのような安らぎを感じて欲しいと思っています。

彼方此方に浮いて移動している限り、自分の花を咲かせる事はできません。
「負の連鎖」の中にある時、多くの場合「自分の人生」に足を付けていません。

足を付けていないから不安定ですし、周囲の動向に一喜一憂してしまいます。
本当かどうか等どうでもいいのです。辛い現実があるのなら、それだけが事実です。
生きにくさを感じているのなら、それが真実です。
そしてその中にある時、自分の心や希望を見失っている事も真実です。

何が正しいかなど、議論しても仕方がありません。
今見える事だけがアナタにとっての真実でしかないのですから、
多くの人が集まれば集まるほど、真実の定義など多岐にわたります。

ですから、貴方の人生に用意された真実に足を付けて欲しいのです。
そこにいる時、一番の安らぎを感じる事ができます。

周囲の人の足元ではなく、自分の足元を見てください。