教師になって10年目になりました。

この間いろいろなことを経験してきて、思ったことがたくさんあります。

 

 

 

仕事のやりがい

よく「教師の仕事の醍醐味はやりがいだ!」

なんて耳にしますが、これは本当です。

 

めちゃくちゃやりがいがあります。

何せ、自分を頼ってくれる生徒の面倒を見られるのですから。

 

授業はもちろん、部活を一緒にやったり、文化祭や体育祭などのイベントを一緒にやることは

自分にとっても一生の思い出になります。

 

やっていて苦にならない。そんな印象です。

 

 

仕事量

すっかりブラックのイメージが定着してしまった教師。笑

実際はどうなのでしょうか?

 

 

確かにブラックの人もいます。

教員の仕事にはノルマがありません。どこまでも仕事ができます。

 

 

授業に関していうと、授業前には教材研究(授業準備)というのをします。

「どうやったらわかりやすいかなー」って考えながらやっています。

 

 

これには終わりはありません。いろんな資料や文献を見つけたり、パワポ・プリントを作ったり・・・

ゴールは自分が納得したところです。だから、納得しなければいつまでもできます。

逆にいえば、一瞬で終わることもあります。

 

 

確かに、仕事の種類は多いかもしれません。

授業、部活、生徒指導(面談)、校務分掌、広報、委員会、入試業務、説明会、研修会・・・

 

 

私は教務主任をしていました。

自分でいうのもなんですが

教務主任は学校運営の中心となる役職です。

そんな私ですら、ブラックだとは思いません。

 

 

というか、一般企業がどれだけ辛いかしりませんし

給料はいい方だと思うからです。

 

 

 

職場環境

この数年で職場環境はガラッと変わったと思います。

 

働き方改革が進んだものありますし

 

生徒がタブレット端末を使うようになりました。

 

 

朝の欠席連絡もgoogle form を使っていますし

課題配信はgoogle classroom というアプリを使っています。

 

まさにgoogle 圧勝ですねw

 

 

今までの学校の在り方とは変わってきているように思います。

 

髪型指導も緩くなりましたし(ジェンダー問題)

皆勤賞がいいという考えも薄れてきています。(アクティブレスト思考)

言葉遣いや挨拶指導、それから課題等の指導はしていますが、あまり強くは言えません(パワハラ問題)

 

なんにせよ、学校の在り方を社会で問いただす必要があると思います。

学校内ですら、意見が分かれています。

特に若手教員と年配教員の意見が違います。

 

 

今までのやり方にこだわる年配と

すぐに新しいものを取り入れたがる若手

 

どこも同じ問題を抱えているのでしょうかw

 

 

 

 

 

  前振り

 

 

「学校では教えてくれない◯◯」というワードをよく耳にしますよね。

 

 

この言葉の裏には、「学校では生活に必要な全てのことを教えてくれる」物申すというバイアスがあるからではないでしょうか。

実際には、学校では社会で必要なことはあまり教えてくれません。

就職する、結婚する、子供が生まれる、さまざまなイベントを経ながら日々成長していくのですびっくりマーク

 

社会に出て初めて知ることの中で最も大きいのがお金¥のこと。

日本社会ではお金を稼ぐ、金持ちになることはあまり良しとされない文化があります。

「地獄の沙汰も金次第」「金の切れ目が縁の切れ目」など、お金に関わることわざもたくさんありますね。

 

ですが、実際はお金がなければ生活できません。お金が多い方が必ずしもいいというわけではありませんが、生活に必要なお金がしっかりあれば、嫌なことをしたり、遅くまで働いて体を壊したりすることもありません。

お金は心に安定をもたらしてくれます。すると、自分の人生で本当に必要なことが見えてくるのです。

 

 

今回はそのお金の増やし方について書かれた名著、「バビロン大富豪の教え」という本を紹介したいと思います。とても有名な本です。

 

少々長くなってしまいますが、自分なりにしっかり伝えるために作文しましたので、休みながら読み進めてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

要約 

 

黄金に愛される7つの道具

この本では黄金、つまりお金¥が貯まるための方法について書かれています。

 

それは以下の7つです。

 

1収入の十分の一を貯金せよ

2欲望に優先順位を付けよ

3貯えた金に働かせよ

4危険や天敵から金を堅守せよ

5よりよきところに住め

6今日から未来の生活に備えよ

7自分こそ最大の資本にせよ

 

詳しくみていきましょう。

 

 

1 収入の十分の一を貯金せよ

 

 

 

お金持ちの定義とはなんでしょうか。実は、収入が多い=お金持ち ということではありません。なぜなら、収入が多くなれば自然と支出が増えるからです。

アメリカの富裕層にとったアンケートによると、お金持ちはフェラーリ(高級車)車の所持率はとても少なく、靴や家具を修理して使い、中古物件に住み、家族との時間を大切にするピンクハートそうです。

お金持ちは本当に大切なものにしかお金を使っていないのです。

 

ちなみに、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツは飛行機の移動にエコノミーを使うそうです。理由は「到着する時間は一緒」だから。びっくりですよねガーン

 

 

稼いだお金を使い果たしてしまったら、いくらあってもお金持ちにはなれないということです。最近話題になっているホストに貢いでしまう人もこれに当てはまりますねギザギザ

年収300万円稼ぐ人も、1億円稼ぐ人もその全てを使ってしまってはお金持ちにはなれません。だから、高収入=お金持ちというわけではないということです。

 

ではどうすればお金持ちになるのか。それは、

 

収入の十分の一を貯金することです。

 

これを聞くと「そんな貯金に回す余裕はないよ。」という人もいるかもしれません。

そういう人は、外食をしたり、高いスマホ代を払ったり、必要のない買い物をしたりしていないか考えてみてください。自分の支出は本当に大切なものでしょうか。

私もそうですが、ついコンビニに寄ってしまったり、衝動買いをしてしまったりすることがありますアセアセ

 

人はお金があるだけ使ってしまう生き物です。収入の十分の一を貯金に回しても、意外と生活水準は変わらないのです。

 

 

 

2 欲望に優先順位をつけよ

 

とは言っても、収入の十分の一を貯金するためには、自分の必要なものだけに支出を回す必要があります。衝動買いをしたり、必要のないものを買っていては貯金はできません。

だから、自分の必要なものは何か優先順位を付けることが大切です。

「食べ物にはこだわりたいステーキ

「この物件に絶対に住みたいハートのバルーン

「車にはお金を使いたい車

 

みたいな、お金の使い道に優先順位をつけて、順位が高いものにお金を使うようにしましょう。

 

とは言っても、使いすぎはだめですよ。笑

 

 

 

3 貯えた金に働かせよ

 

これはつまり、投資をしましょうということです!

投資というと「え?怖いなー。。。」と思う人もいるでしょう。ですが、お金を金庫に入れていたとしても、ただ眠らせていてはそれ以上増えることはありません。

銀行や郵便局に預けていても、せいぜい年0.002%の利息程度ATM。100万円を1年間預けていてもその利息は20円しかつきません。

コンビニATMでお金を下ろしたら手数料がその10倍以上とられますからね泣

 

そこで、その貯金を投資にまわすのです。具体的に言うと手数料の低い優良なインデックスファンドに投資することです。

有名な「S&P500」連動インデックスファンドは過去30年間の平均リターンは9.84%コインたち

つまり、30年前に100万円預けていれば今は1800万円になっていたよということびっくりマーク

 

なぜこんなに増えるのかというと、投資信託には複利効果がはたらくからです。複利とは、利息がついたらその利息に対してまた利息が付くということ。要するに、雪だるま式にお金が増えていくってことです。

 

2018年からはNISA制度ができました。

日本では投資で得た収益には20%の税金がかかってしまいます。

100万円に対して10%の利息がついても、利益が出た10万円のうち2万円は国に納めなければいけないということです。

ですが、NISA口座を設定しておけば、この税金がかからず、全て自分の懐に収めることができます。なんて素晴らしい...。

NISAについては詳しくは説明しませんが、投資信託をするなら、節税対策としてはマストですね。

 

 

 

4 危険や天敵から金を堅守せよ

 

せっかく貯めたお金も、不意になくなってしまうことがあります。

泥棒に入られたり、株価が大暴落したり、おいしい話に騙されて一文無しになってしまったなんて人もいます。

こうならないように、自分の資産はしっかり守ろうということです。当たり前ですね。

先ほど紹介した投資をするにしても、全財産を投資に回すのではなく、銀行口座にも分散して貯金しましょう。

ギャンブルなんてもってのほかですね。やるなら、趣味で自分の家計に影響のない範囲でやりましょう。

 

 

 

5 より良きところへ住め

 

家は自分の心の安定する場所で、幸せな生活と密接にかかわっています。その幸せは貯金のモチベーションを高めてくれる効果もるので、ただ安くて広い部屋に住めばよいというものではありません。

住居への支払いは心を豊かにする投資であると考えましょう。

 

 

 

6 今日から未来の生活に備えよ

 

老後2000万円問題が話題になりました。日本では年金制度がありますが、国民年金は平均して月々6.5万円支給されます。これだけでは到底生活できませんよね。

お金持ちになりたい理由はさまざまです。買いたいものがある人もいるだろうし、将来が不安でお金を用意しておきたい人もいます。多くの人は退職後の生活が不安で貯金するのではないでしょうか。

知らんぷり今の生活が良ければそれで十分だよ。という人は、突然大きな病気にかかったり、事故を起こしてしまったりして、自分の貯金がなくなった時に困り果ててしまいます。

そうならないように、老後のための貯蓄を今から少しづつ貯えておこうということです。

 

 

 

7 自分こそ最大の資本にせよ

 

ここまで6項目の道具(教え)を学んできましたが、最終的には行動しなければ意味がないということです。

ただ知っているだけでは頭でっかちで終わってしまうよね。勝利の女神は行動した人間にこそ微笑むもの。今からできることを少しづつやっていくことが大切です。

 

 

 

 

まとめ 

 

今回は正しいお金の貯え方を紹介しました。以下の7つの道具です。

 

1収入の十分の一を貯金せよ

2欲望に優先順位を付けよ

3貯えた金に働かせよ

4危険や天敵から金を堅守せよ

5よりよきところに住め

6今日から未来の生活に備えよ

7自分こそ最大の資本にせよ

 

これらはバラバラに見えて実は関係性があります。要は、自分の幸せをよく考えて、無駄遣いせずに無理のない範囲でコツコツ投資しよう!ってことです。

これらの道具が無意識に使いこなせるようになれば、きっと今とは比べ物にならないほど資産が増えているでしょう。

 

モチベーションが上がった人は、ぜひ「バビロン大富豪の教え」を読んでみてください。

「小説はちょっと・・・ガーン」って人は漫画版でもいいと思います。読みやすい上に、情報量はしっかりあります。お子さんへのプレゼントにもいいと思いますよ!

 

 

 

 

 

 

 

夏も終わり本格的に受験シーズンに入りますね。

 

進学校を名乗る高校では文化祭真っ只中です。文化祭が終わるといよいよ学校行事もなくなるので、受験モードが一層加速するシーズンです。

中学校でもそろそろ文化祭が始まる頃ですね。

 

そこで心配になってくるのが、塾に通うべきかどうかということです。

もちろん、家でも勉強しているとは思いますが、中には「塾に通った方がいいのでは・・・」と心配されているご家庭もあるかと思います。

そこで、今回は受験生が塾に通うべきかどうかという問いに答えていきます。

 

 

 

結論から 

 

先に結論からいいまと、「通ってた方がいい人もいるし、通わなくてもいいひともいる」です。

よくわかりませんね。すみません。。。

どう言うことか説明します。

 

 

通った方がいい人 

 

通った方がいい人というのは、家にいると勉強できる環境できない人です。

家にはたくさんの誘惑があります。スマホをいじってしまったり、テレビを観てしまったり、小さいお子さんがいる家庭では集中できないなんてこともあります。

塾では強制的に勉強できる環境があります。

最近の塾は講義を受けるのではなく、自習室として活用できるものもあります。

受験競争で大切なのは「どれだけ机に向かえるか」です。家でなかなか勉強できない人は塾に通うのを検討してもいいと思います。

 

 

通わなくていい人 

 

ということは、どういう人が塾に通わなくてもいいのか・・・。

もうお分かりですね。家でも十分勉強できる環境がある人は塾に通わなくてもいい人です。

例えば、放課後の教室や図書館、カフェの方が集中できる人はわざわざお金をかけて塾に通う必要はありません。

塾に行けば、塾の先生がわからない問題を教えてくれますが、学校にも各教科の専門家(先生)がいます。

わからない問題は付箋を貼って、翌日に聞けば良いのです。ちなみに私は中学時代は塾に通っていましたが、高校では毎日のように職員室に質問に行っていました。(受験シーズンだけです。笑)

 

 

最後に伝えたいこと 

 

このように、塾に行った方がいい人といかなくてもいい人について述べました。

最後に気をつけてほしいことがあります。それは、塾に行けば学力が上がるというのは間違いだということです。

塾は結構お金がかかります。大金を叩いて通うのですからもったいないことにはしたくありません。

 

受験生が陥りやすい罠として「参考書を勝って満足する」というのがあります。せっかく参考書を買っても、問題を解き切る前に、別の問題集を買ってしまう。そして最後まで解かずに受験が終わる。。。

どう考えても無駄ですよね。

問題集を解くコツは、1つの問題集を何周もすることです。

 

これと全く同じです。お金をかけて塾に行っても、それだけでは成績は上がりません。

大事なのは自分から主体的に勉強しようとすることです。その上で、自分に合った学習環境を整えれば、きっと明るい未来が開けるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

私はスポーツを現役でやっています。

学生時代は全国大会で準優勝したこともあります。社会人となった今でも県大会で優勝したり、関東大会・全国大会へ出場しています。

 

そんな私は学校での教育活動として重点を置いているのが部活動指導です。

部活動指導は教員の職務内容に位置付けられています。最近は部活動指導の外部委託を進めようなんて動きがありますが、私はこれに反対です。理由は他のブログでも話していますので、ここでは割愛します。

 

さて、私が部活動指導に重点を置いている理由は、

「学校で最も重要な指導は生徒指導であり、その大部分を部活動がになっていると考えているから」です。

 

学生時代に一生懸命部活動をしてきた人ならわかると思いますが、

「挨拶・礼儀・時間を守る」「時を守り場を清め礼を正す」

これは厳しく指導されてきたかと思います。これは日本人の礼儀正しさの根本でしょう。世界一長い歴史をもつ日本だからこそ、これらが重視されているのでしょう。

最近は欧米かぶれが増えてきたこともあり、自由な人間を育てようとする大人もいますが、礼儀を重んじる大人を育成することが何よりも重要です。他人を思いやらないなんて。。。

 

部活動では勝敗も大切ですが、それ以上に生徒に大切にしてほしいのがマナー・礼儀です。

これがないのに勝っても仕方ありません。プロのスポーツ選手になるならともかく、高校までは部活動を頑張るいう人が多いでしょう。ですから、私は部活動で人格形成を重点的に指導しています。その上で大会で自分の力を発揮できたり、結果として勝利できれば万々歳です。社会人になったら健康や、ストレス発散のために趣味としてスポーツができれば良いのです。

 

 

ジュニアスポーツの実態

最近はジュニアスポーツクラブが盛んになってきました。

平日の夜や、土日には多くの小中学生が練習しています。これはとても良いことだと思います。

 

しかし、中には勝利至上主義に偏りすぎ、行きすぎた指導がされているクラブもあります。

「小学生に挨拶や礼儀を教えない」「練習道具の準備や片付けは親がしている」「試合で負けたことを人のせいにする」「親同士でチームメイトの悪口を言う」こんなことはザラにあります。(ほんとに)

 

自分の子供にいい思いをさせたり、勝たせたいと思うきちはわかります。

ですが、何のためにスポーツをしているのかをもう一度考え直さなければなりません。技術向上は大切ですが、それ以上に大切なのは、人間として成長し、周りの人に信頼されることではないでしょうか。

 

ピリピリしながらやっているスポーツクラブには、同じような「勝つためを目標にし、弱いものには興味がない」という人が集まります。

現に、強いクラブでは中学までに全国大会レベルまで勝ち進めない子は置いていかれます。その子が高校に進学すると「部活動に入らない」「勉強をしない」「アルバイトで貯めたお金で遊んでばかり」「クラスでは友達の悪口を言う」こんな風になってしまう子もいます。その子の成長してきた環境を見れば納得できませんか?

 

これは誰のせいでしょうか。教育のせいです。

人生100年時代と言われるなか、その子の人生のピークを小学時代に求めてしまう親や指導者はしっかりと考え直すべきです。

X(旧:ツイッター)が有料化されるかもしれないというニュースがありました。

私もX利用者の一人ですが、有料になったら使わないかなー、、、なんて考えている今日この頃です。

 

気軽に呟けるのが魅力ですが、「教員のブラックさ」が呟かれるのもよく見かけます。

 

「仕事が終わらない」「夜22時まで職場にいる」「モンスターペアレントの対応が大変」など。

 

たしかに、教員の仕事は多岐に渡ります。授業、部活はもちろん、提出課題のチェックや、校務分掌、式典の準備、清掃指導、生徒指導など枚挙にいとまがありません。

 

ですが、私は今まで教員という仕事がブラックだとは一度も思ったことがありません。

 

はっきり言って、ほとんどの場合は教員はホワイトそのものだと言えます。その理由を挙げます。

 

 

まず、定時出勤定時退社ができるという点です。公務員である以上その権利は法律で定められた通りです。

よく、「上司に嫌味を言われる」とか、「周りの状況で帰れる雰囲気じゃない」とか言いますが、それはどんな職業でも一緒です。むしろ、教員という立場に対して、校長以外が職員に校務を命じることはできません。

つまり、何を言われても断れますし、クビにもなりません。不当なことを言われたら「パワハラだ」と訴えれば勝ちます。

 

 

次に、クラス運営の自由度がある程度認められている点です。

クラス運営には担任の個性が出ます。掲示物にこだわる人もいれば、生徒指導にこだわる人もいます。逆にいうとここが面白い点なのですが、、、。

クラスの生徒のために一生懸命なんかしてあげたいと思う教師もいますし、最低限のことだけすればいいという教員もいます。どちらが正解ということもありません。

そもそも教員の言動が響く生徒もいるし、響かない生徒もいます。(個人的には過保護になるのも良くないかと思います。)

 

 

保護者対応についてです。確かに保護者の中には何かにつけて文句をいってきたり、やたらと偉そうな人がいます。同じ大人同士で話しているとは思えないほどの人もいます。

ですが、モンスターペアレントへの対等はマニュアルがあります。

①一人で対応しない。

②簡単に非を認めない。

③言い返さないで話を聞く。

などです。モンスターペアレントと言え、相手は保護者です。きっと自分の子供を大切に思っている表れなのです。それを汲んであげることも大切です。

 

 

また、最近は部活動の外部委託を進めている自治体があります。

正直言ってこれはナンセンスです。

第一、部活動は教育活動に位置付けられています。つまり、教員の職務なのです。それに、部活動は素の生徒と触れ合える絶好の機会です。普段授業でしか会わない生徒の活動的な一面を見ることができます。

生徒の体調や、精神状態を把握したり、悩みなどを聞くこともあります。

これをせずに一体生徒の何がわかるというのでしょうか。

 

 

ちなみに私は現在、教務主任をしながら、受験指導(補習)、部活動指導をしています。部活動には生徒と同じ時間活動していますし、休日もしっかり出勤します。

結婚はしていませんが、彼女はいますし、プライベートも充実しています。8時前に出勤し、19時前には退勤しています。

これは私がラッキーなのではありません。仕事を効率よくやることがポイントなのです。

 

 

「教員はブラックだ」と口すっぱく言う教員は何を考えているのでしょうか。悪い評判ばかりが広がり、教員志望者がどんどん減少しています。

小学校教員の倍率は2倍を切りました。そんな倍率の中教員採用試験に合格した教員が、自分の子供を教えることになるのです。

生徒は教員を選べませんが、生徒は一生教員のことを覚えています。生徒の記憶に一生残る教員が、「ブラックだ」「やめたい」なんて言っていているのが現状です。こんなのでいいのでしょうか。

 

私はこの「教員ブラック風潮」には嫌気がさします。