助けてって言ってみたら | 自分大好きな人の頭の中

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私にとっては当たり前だけど、話すと驚かれるから書いてみる。

次男が乳児の頃、

 

周囲に助けて!とたくさん言っていた。

 

長男の乳児期の反省を活かして、

 

早い段階で全方位にとにかく助けを願った。

 

自治体の窓口や一時保育、医療機関。

 

そしてもちろん、夫。

 

 

 

激務だけど育休を取ってもらって、

 

私が一人になれる時間を作った。

 

夜泣きや体調不良でもよく電話した。

 

食洗機やロボット掃除機も導入したし、

 

たくさん食事も用意してもらった。

 

離乳食は出来合いのものも活用したし、

 

冷凍庫は常にパンパンに詰まっているから、

 

なんとでもなる。

 

 

 

自分のことだと

 

助けてって言えないという人も

 

中にはいるかもしれないけど、

 

子どものこととなれば、ハードルは何倍も下がるよね。

 

助けてって言わないと、ヒーローは登場できない。

 

夫は私のヒーローで、常に支えて助けてくれている。

 

常に自分の助けが必要な

 

弱っちい妻だと思われているかもしれないけど、

 

普段こうして助けてもらっているからこそ、

 

余力がある分、非常時の踏ん張りはまぁまぁ効くよ。

 

 

 

きっと

 

赤ちゃんの時は、

 

お父さんとお母さんのあったかい腕の中で

 

世界は安心感に満ちているように感じられて、

 

困ったらすぐ泣いて助けを呼んでいた。

 

助けてもらえる自分への信頼がすごい。

 

だからこそ外の世界へ出るために

 

好奇心いっぱいで

 

いろんな挑戦していくんだろうな。

 

 

 

成長するにしたがって、

 

周囲との摩擦や

 

なりたい自分と今の自分との乖離や

 

両親の意見が間違っている可能性があることなど

 

いろんなことに気付いていく。

 

自分の外の世界は、

 

自分を助けてくれるだけじゃなく、

 

ときに理不尽に自分を傷つけてくることも知る。

 

 

 

自分の外の世界をまるごと信頼する必要はないけれど、

 

自分の感情を信頼することは必要だよね。

 

何を嫌だと感じて、何を嬉しく感じるか。

 

その感情を「変だ」と他人に否定されても、

 

「そんなの私にしかわからないんだから、

 

他人が外からうるさいわ」と

 

受け入れない力も時には必要になる。

 

受け入れたら、それはもう自分ではなくなってしまう。

 

自分以外の誰かになど

 

なれないしなる必要もないし、なってはいけない。

 

多くの場合それは、誰かにとっての都合がいい

 

理想の奴隷像なんだから。

 

 

 

いいことも悪いこともいっぱいある自分の外の世界を

 

「まぁ悪くないんじゃない?」くらいには思えるのは、

 

自分の感情を大切にして、

 

自分に合う環境を探してきたから。

 

毎日新しいことが起きて、

 

毎日新しい課題が現れて、

 

基本的に試行錯誤しかないけれど、

 

試行錯誤できるという自信もあるし、

 

なんだかんだ乗り越えるんだろうなという自信もある。

 

 

 

私は自分を信頼しているし、

 

自分のまわりにいる好きな人たちも信頼しているから、

 

自分たった一人で世の中に挑まなきゃいけないだなんて

 

さらさら思わない。

 

だから、なんとかなる!って思えるよ。

 

「助けて」って声をあげた人だけが

 

助けてもらえる。

 

「助けて」って言えないなら

 

いつまでも助けてもらえない。

 

自分は「助けて」って言ってもいい存在だし、

 

「助けて」って言ったら助けられる存在だと

 

自分のことを信頼していい。

 

 

 

自分だって、大切な誰かが困ってたら助けたいよね。

 

助けてって素直に言うのは、

 

大切な人に気付いたり、

 

大切な人とさらに深くつながる方法の一つでもあるよ。