与える人 奪う人 そのどちらも選ばない | 自分大好きな人の頭の中

自分大好きな人の頭の中

私にとっては当たり前だけど、話すと驚かれるから書いてみる。

自分大好きな人って、

 

自分さえ良ければいい人

 

みたいなイメージがあるのかな?

 

自分の得にさえなればいいと

 

他人の時間やお金やエネルギーを

 

奪っていくような感じ。

 

 

 

でも、実際は

 

自分のことが本当に大好きで

 

自分の感情を尊重していると、

 

自分で自分を幸せにできる自信があるから

 

何も他人から奪おうとは思わない。

 

関係ないところから奪わなくても、

 

すでに十分満ち足りているからね。

 

奪うどころか、

 

自分が自分の感情を大切にしているように、

 

相手が相手自身の感情を大切にするだろうと

 

当たり前に思うから、

 

当たり前に相手を尊重するよ。

 

 

 

自分の時間やお金やエネルギーを

 

他人に与え続けないと愛されないという

 

思い込みがある人は、

 

反対の『与える人』になりがち。

 

それはつまり、奪われる人になるということだ。

 

 

 

私は、他人に何か(我慢とかの感情労働も含む)を

 

必死に与え続けなくても、

 

自分のままで自分に価値があることを知っているから、

 

与える人、奪われる人には決してならないよ。

 

自分が大好きな人は、

 

相手にも同じように

 

相手自身を幸せにする力が

 

もともとあると思っているから、

 

「私が与えなくちゃ

 

相手は幸せにならない!」なんて

 

失礼な思い込みはしない。

 

 

 

心配しなくても大丈夫なんだよ。

 

あなたが別に何も与えなくても、

 

相手は勝手に幸せになれる力を

 

もともと持っているんだから。

 

与える人は、

 

その力を奪う人でもあるんだよ。

 

だから、

 

そこにはきれいな依存関係が成立してしまう。

 

 

 

私は母業をしているから、

 

与えることや奪うことの恐ろしさを

 

常に感じながら子どもたちに接している。

 

私が一番うれしかった親の行動は、

 

『どんなあなたでも大好きだという愛情』と

 

『人生を自分で決める力があるという信頼』だった。

 

この二つは、

 

与える人になっても奪う人になっても

 

子どもに届けられないものだよね。

 

たとえ、おもちゃでも助言でも何でも、

 

子どもに与えすぎることで奪うものがあるから。

 

 

 

与えたり奪ったりする関係の外側へ出て初めて、

 

大切な人をちゃんと大切にすることが

 

できるんだと思う。