家族なんだから・友達なんだから を真に受けない | 自分大好きな人の頭の中

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私にとっては当たり前だけど、話すと驚かれるから書いてみる。

気を遣う人間関係と

 

全く気を遣わない人間関係の

 

二種類しかないと思っている人がいる。

 

気を遣う=心の距離が遠い と

 

思っているかもしれないけれど、

 

私は違うと思う。

 

『親しき中にも礼儀あり』って言うからね。

 

 

 

そもそも、近い人間関係ほど、

 

自分にとって大切な人なわけでしょ。

 

誰より大切な人を

 

ちゃんと大切にするために、

 

誰よりもちゃんと

 

思いをかけていかないと。

 

気を遣う=一般的なマナー

 

近い人間関係=マナーを守った上で愛情を伝える

 

私はそうとらえているよ。

 

 

 

「家族なんだからいいでしょ」

 

「友達なんだからいいでしょ」と

 

境界線を越えた失礼なことをされたら

 

私の中ではもう、それは

 

大切な人間関係ではなくなってしまう。

 

大切な人にはちゃんと大切にされたいし、

 

大切な人のことを私もちゃんと大切にしたい。

 

私のことを大切にしない人を

 

私は大切にできない。

 

だから、私が大切にできなかった人に

 

私が大切にしてもらえなくても

 

それは当たり前。

 

 

 

どんなに近い人間関係でも、

 

自分と相手の境界線が溶け合って

 

わからなくなってしまう人とは

 

付き合えない。

 

依存タイプや干渉タイプが多いし、

 

そういう自分と他人の境界線が曖昧な人とは

 

大人として付き合えない。

 

どんなに近く感じる人間関係でも、

 

他人だっていう明るい諦めは必要。

 

だからこそ、マナーは大切だし、

 

愛情も伝え続けたいと思える。

 

 

 

どんな人間関係も

 

メンテナンスは必要だからね。

 

一度関係性を築いたら、

 

あとは何もしなくても

 

存在し続けるわけじゃない。

 

今日まで続いたからって、

 

明日続いているとは限らない。

 

 

 

今日も昨日までと変わらずに

 

関係を築く努力をしないと、

 

人と人の関係は簡単に切れてしまうよ。

 

努力をしても、切れることだってある。

 

自分も相手も変化し続けているからね。

 

でも、一つ言えるのは、

 

依存がないからこそ

 

簡単に切れるんだから、

 

それも健全な関係の証。

 

しっかり紡ぎ続ける努力(愛情をかける)を

 

していきたいと思う。

 

 

 

嫌なことをされてなお、

 

その人間関係を切れないのは

 

何かしらの依存があるという

 

不健全な関係の証拠だから、

 

ちゃんと離れる力を自分につけてあげたい。

 

 

 

「家族・友達なんだからいいでしょ」と言われたら、

 

こう考えてみてね。

 

「家族・友達だと言うなら、

 

大切な人が嫌がるこんなことをしないよね?

 

ちゃんと家族・友達の私を大切にするよね?

 

でも、そうしないということは…?」って。

 

「家族・友達だから」と言えば、

 

相手を搾取できると勘違いしてる人の言葉を

 

真に受けちゃだめだよ。

 

そもそも、

 

自分の「嫌」という感情を信頼できないと、

 

疑問も持てずに簡単に

 

搾取されるから気をつけて。

 

あなたがまず一番大切にして

 

今日も関係を紡ぎ続けるべき相手は、

 

自分自身との信頼関係だからね。