病気や障害のある子の特性を
天才性に変える
全肯定認定プロカウンセラー 西岡有紀です
バトンを受け取りました。
本日もよろしくお願いします。
みなさんは障害者とか発達障害と聞くと
どんなことを思い浮かべますか？
どんなイメージを持っていますか？
私は
心臓機能障害で身体障害者１級です。
つまり
心臓の機能に障害がある
という人です。
もっと具体的に説明するならば
脈を打つという心臓の機能が十分に働かず
活動に制限がある、という意味です。
例えば
マラソンのような激しい運動ができない
とか、そういうことです。
それから
十分という表現は曖昧で
よくわかりませんよね。
これを言い換えてみると
活動が制限される状態は
心臓が十分に機能していない
という意味になるのだと思います。
他の身体障害を説明するとしたら
心臓を他の身体の部位に入れ替えれば
理解できると思います。
では
発達障害とはどんなものなのか
この名称では
ちょっとよくわからないですよね。
発達障害の発達の部分を
言い換えるとしたら
脳機能が当てはまります。
脳の機能が十分に働かず
活動に制限がある
という意味になります。
身体活動の制限は
見てすぐわかるので
イメージしやすいですが
脳機能の制限は
目に見えないので
わかりづらいですよね。
発達障害は大きく３つに分類されます。
□広汎性発達障害
・自閉症
・アスペルガー症候群
コミュニケーション能力や
社会性に関連する脳の機能が
十分に働かない、という
発達障害の総称です。
□注意欠陥多動性障害（AD/HD）
「集中できない（不注意）」
「じっとしていられない（多動・多弁）」
「考えるよりも先に動く（衝動的な行動）」
などを特徴する発達障害です。
言い換えると
集中するための脳の機能が
十分に働かないということです。
□学習障害(LD）
知的な発達に遅れはないのに
聞く、話す、読む、書く、計算する、
推論するなどの能力を学んだり、
行ったりするための
脳の機能が十分に働かない状態です。
このような説明があった後で
今まで持っていた障害という
言葉に対するイメージに
変化がありませんか？
私たちは自分が知らないことは
なんとなくのイメージで解釈している
と思いませんか？
これは障害に限らず
どんな物事にも当てはまると思います。
自分の興味のあることは
もっと良く知りたいと思って
情報を集めるけれど
そうではなく
自分にあまり関係ないことには
意識が向かないので
よく知らないのですよね。
よく知らないために
自分の曖昧なイメージで
その人のことを決めつけてしまっている
ということが
起こっているかもしれません。
見えて聞こえて歩くことが
当たり前にできる人を基準に
作られた環境で
目が見えない人
耳が聞こえない人
足が不自由な人が暮らすのは
とても不便だろうなと想像します。
でも
最初からないことが当たり前の人を
基準に作った環境だったら
不便ではないはずです。
多くの人に当てはまる基準で
作られた環境だから
当てはまらない人には生きづらい
ということが起こっているだけ
なのではないでしょうか。
でも
インターネットが世の中に現れて
だんだんと
当たり前の枠が崩れているように
思うんです。
世の中にはいろいろな人がいることがわかり
自分と共通することが見つけられるようになって
価値観がどんどん細分化されています。
誰かや何かに合わせるのではなく
自分を基準にして居場所を選んでいく
という時代に変わってきていると思うんです。
多種多様な基準が影響しあって
新しいものが生み出されます。
障害という概念も
どんどん変化していくと思いませんか？
だから
これから先の未来は
より素晴らしい世の中になっていくと
私は感じています。
明日は
賀数久美子さん
（かずちゃん）です。
全肯定®︎認定プロカウンセラー
笑顔ママ講座認定講師
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