●四柱推命 劫財って財を奪うっていうけれど
こんにちは、坂井快衣、けいです。
四柱推命の命式の中で不人気な星【劫財】
(と、わたしが勝手に思っている)
だけどわたしは、そんな【劫財】がすき。
訳は、わたしがそもそも
①人を学歴や地位で判断する人
②人に圧をかけてくる人
③人を馬鹿にする人
④人に媚びる人
⑤人をイジメる人
が超苦手で、そんな雰囲気を出してくる人が傍に来ただけで、脱兎のごとく逃げてしまうからです。
(もう何年も昔の話です)
そんなに敏感に反応するのは、わたしの成育歴もあるのですが
そうやって人から逃げてばかりいると、人とのつながりや人脈が築けない。
そうすると人恋しいのに、孤独感や寂しさがどんどん心の中に降り積もっていく訳です。
そしてわたし自身、20年間同じ職種で接客業(四柱推命ではないの)をしていますので、さまざまな個性のお客さまの応対をしていますし、いちいちビクビクしていたら仕事にもなりませぬ。
一時期そんなストレスで30キロ代まで激やせしたこともありますが・・・(懐かしい!)
今では、肝っ玉母ちゃんとして、そうとう図太くなってきました。
役に立ったのは、【劫財】のイメージ。
わたしの場合、できるだけ命式に【劫財のある人】のそばにいるようにすると、何となく人間関係の怖さが軽減してきたような気がします。
それに劫財のある人って、人見知りの人に対しても、普通に何もないように話しかけてくれるのが、すごく助かる。
そして実は、わたしの夫にも、中学一年生の息子にも月柱天干に輝かしく【劫財】がデンと存在しているの。
彼らには、わたしが苦手な①~⑤の人たちに対して平気のへいざ。
堂々と意見を言い、自分にとって、イヤな濁ったようなもの、マズいものも全部、清濁併せ呑んだとしても、自分の考え通りに、事の交渉をしようとします。
そして、根回しや人を納得させること、人を団結させることが得意です。
悪くいうと、善悪の価値判断のない、自分のやりたい放題になりかねないということでもあるのですが、【劫財】は彼らのほんの一部に過ぎないですし、根っこはちゃんと信頼関係で繋がっているので大丈夫。
それに言いたいことも言わずに逃げる方も、相手からすると卑怯に見えるじゃないですか?
そんな、彼らの【劫財】ぶりを目の当たりにして、わたしもだいぶん、人付き合いに対して恐れを手放せるようになったと思う。
それには夫や息子を見て
【そんなに他人に自分を出しちゃっても大丈夫なんだ。。。】
と驚き、自分が抑えていたことを、彼らの前で吐き出す練習をしたことがよかったと思います。
それにこちらの姿勢が変わると、相手の方も話し方がスッと変わって、話がよい方向に向かうことが多くなる。
それで、自分の命式に欲しい星がない場合、自分の行動を【あたかもその星をもっているように振る舞うこと】で、その星があるような効果が得られるのだと、わたしは感じました。
だけれど、自分に合わないな〜と思ったら、自分の直感を信じて、自分に合った方法を探してくださいね。
西川満氏の【天中殺―星の神秘と運命 】という本に、算命学では、変通星のない日主の部分(日柱天干)を【祈りの星】として、【祈り】によって命式を超えた運命を天が授けてくださる…と記してあります。
(西川満氏は、台湾から算命学を広めた方です。わたしは最初に、この方の本を読んで算命学に惹かれたの。
☆算命学は、四柱推命と同じ【陰陽五行を使った運命学】のこと。わたしは四柱推命と算命学両方を使っています)
【劫財】については、また改めて詳しくご説明したいと思います!
☆かつての、か弱きウサギちゃんも今では、図太いおばちゃんに。。。
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