vol.4 静岡県掛川市の伝統工芸 葛布ができるまで♡守りたい大好きな葛布♡ | 中島多美のブログ

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地球への愛と感謝の想いをこめて…

こんにちわ照れ

 

守りたい掛川市の伝統工芸品 葛布

今回が葛布のご紹介ブログの最終回ですスター

葛のツルから葛布ができるまでを

ご紹介したいと思いますおねがい

 

 

 

 

葛のツルから葛布ができるまでの流れピンクハート

 

1.葛が糸になるまでグリーンハート

 

 

  葛のツルってこんな感じなんです!

 

 

  畑のモンスターと言われるのが

  分かりますね汗うさぎ

 

  葛のツルを刈って葉っぱ等を取り

  葛のツルだけにしますニコニコ

 

  葛のツルを茹でる 

  草をかぶせて数日蒸らす

  流水ですすぐ

  表面の皮と芯の間の繊維を取る

  取り出した繊維を干す

  糸に裂く(糸の太さが決まります)

  裂いたものを結んで長い糸にしますおねがい

 

 

2.染めピンクハート

  よもぎで染めた深い渋い緑や

  葛で染めた淡い緑

  パステル風のかわいい色も

  たくさんありますスター

 

 

3.織り

  織りあがった織物の仕上げ作業で

  結び目が飛び出していないか

  確認しながらはさみで整えます!!

 

 

 

すごくざっくりですがこんな流れですニコニコ

それぞれの工程に

それぞれの専門の職人さんがいらっしゃり

すべていろんな方の手作業で

仕上げられていますラブラブ

 

 

 

 

葛の糸ってこんな感じですおねがい

 

 

 

葛の糸を太くすることもできるし

細くすることもできます!

太くするとより葛の艶感が増し雰囲気が変わります照れ

また縦糸にいろいろな色の糸を使うこともできますスター

 

 

 

葛の糸をいろいろ染めることができ

お店に行った時はこんな色がありましたキラキラ

 

 

 

 

糸の艶は葛の糸の艶ですスター

染めてもその艶は変わらず

光によって表情が変わりますおねがい

 

 

 

色もパステル風の色から

落ち着いた渋い色までいろいろ選べ

縦糸と横糸を変えれば無限大!!

そのうえ織り方までリクエストできたら

もう自分だけのオリジナルの葛布ですねラブ

 

 

 

この雰囲気は葛布だから出せる風合いだと思います!

また日本で生まれたものですが海外でも愛されるピンクハート

だから現代の暮らしにも取り入れやすいものだと思いますおねがい

 

 

 

 

 

 

葛布ってとっても昔からあるものラブラブ

きっと畑に出てきたジャマなツルを

何かに使えないかなぁって考えたのかな照れ

そのツルの内側の繊維を裂いて糸にして織物に…って

最初に作った人すごいです!!

蹴鞠の鞠袴に使われているように

きっといろんな色を楽しんできたんだろうなおねがい

 

 

 

艶や手触り、色や質感 お伝えしたいけど

写真に撮っても、ガラス越しに見ても

色や風合いが実物と違って見えますスター

実際に手に取り目にしたときのことは

なかなか伝えきれなくてもどかしい

ぐらいです汗うさぎ

 

静岡県掛川市にある小崎葛布さんに

ぜひ一度遊びに行ってみてくださいねピンクハート

 

掛川城のすぐそばで

観光で立ち寄られる方も多いみたいですよウインク

 

 

この葛布についてのブログは

一人でも多くの方に葛布のことを

知っていただきたくて書きましたピンクハート

 

ぜひこれを機会にご興味を持って

いただけたら嬉しいですおねがい

 

伝統工芸品 葛布を残していくために

私だけでは微力ですので

どうぞよろしくお願いいたしますハート

 

4回に渡り

掛川市の伝統工芸品 葛布をご紹介してきました

最後までお読みいただきありがとうございました照れ