風のマーサ、石仏峠と魚谷峠を行く2 魚谷峠 | 風のマーサ、街道を歩く(旅と古道と峠道のブログ)

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旅人、ヨガインストラクターの"風のマーサ"
です。
当ブログでは主に
旧街道、古道、峠越えなど
について書いています。
また、それらを
通して日本の美しい原風景を紹介出来たらなぁと
思っております。
是非、ご訪問ください。

こんばんは

風のマーサです😊


前回は

山国井戸(京都市右京区京北井戸町)から

石仏峠までを紹介しました。

今回は、すでに林道となった

雲ヶ畑(京都市北区)側の峠道を進み

魚谷峠へと向かいます。

(上写真、雲ヶ畑側の道)

雲ヶ畑側の峠道(林道)を緩やかに

下っていきます。

路面は荒れています。

灰屋川に沿って進んでいます。

灰屋川を渡ります(下写真)

水が路面にまで流れていた(汗)

そして、この先は登りとなります。

つまり魚谷峠へと登っていくのです。

一方で、その手前から

灰屋川に沿って進むと

(かつての古道があるかどうかは未確認ですが)

灰屋に至るようです。

*ルート未確認


さて魚谷峠へと向かって林道を進みます(下写真)


昔の道は谷を進んでいたと

思いますが、はっきりとは

わからないので、そのまま林道を進み

峠に至りました。


魚谷峠は、現在では

林道の一部となっていて

昔の面影は一切ありません(下写真)

さながら林道の交差点といったところか。


魚谷峠、標高760m。


雲ヶ畑へと降りていく場合、

林道を辿ればよいのですが

ただ、それでは面白みに欠けます。

峠から谷をのぞいてみると

なんとなく古道が谷へと続いているような気がする。

というわけで、林道から離れ

谷へと降りていきます。

(上写真、古道?から峠を見上げる)


一度、つづら折れで降りていくと

明確な道が山腹を巻くようにして

続いていました(下写真)

谷を左に見下ろしながら

歩いていきます。

所々、道が崩れていたり
はたまた倒木が立ちはだかったりします。


そうして、砂防ダムの横を

古道は通ります(下写真)

その後、左側に

先程の林道が見えてきて

並走する形をとります(下写真)


沢の右岸が古道、左岸が林道。

歩きにくくなるので

一旦林道に渡りました(下写真)

少し林道を歩いていると

右側に炭窯跡が見えたので

また古道?に戻りました(下写真)

(上写真、魚谷峠道にあった炭窯跡)


このまま古道を歩こうとしますが

倒木もひどいので、またすぐに

林道に戻りました(下写真)

このあたりは

古道と林道が比較的に近いところを

通っています。


この先、再び林道と古道とは

大きくルートが離れていくようですが

よくわからないので、林道をそのまま

歩くことにしました。

そして再び古道に近くなっただろうと

予想される地点で

山をよじ登ることにします。

すると古道は残っていました。


その道を逆に辿ると、

先程離れた林道地点に合流出来そうだ。

さて古道は滝の横を通っています。


その滝を振り返ると

下写真のようになります。

古道を雲ヶ畑方面へと降りていきます(下写真)

とはいうものの、イバラだとか

倒木とかで、荒れていて

歩きにくいです。


そして完全な杉林に入ると

あたりは薄暗くなります(下写真)

古道自体は林道よりも、高いところを

通っているのですが、この先

ネットが貼られていて通行出来ません。


一旦、林道に戻って

また登れそうな獣道があったので

ネットの向こう側の古道に

取り付きます。

炭窯跡を発見(下写真)

しかし、この先の道が

わかりません。

仕方なく林道に戻りました。


さて、林道をトコトコ歩いていくと

他にも魚谷峠へと続く旧道?(別ルート?)が

あるようで。


それはともかく

そのまま雲ヶ畑へと向かいました。

林道は車両通行禁止の

看板等があったような気がする。

また、京都〜魚谷峠(徒歩)と書かれる標識が
倒れていた。

中津川に沿うようにして

雲ヶ畑に入ってきました。

これで、井戸から二つの峠を越えて

雲ヶ畑まで歩いたことになります。

ここから杉坂口のバス停までが

向かうのですが、それが

結構遠い。

(2022年12月上旬)