12月15日。
午前中はつくばで、
加圧トレーニングでした。
久しぶりによく運動した
。
。今日のブログは、
先日長男のゆーとと
観に行ったナポレオンについてです。
写真は、
12日の夕飯。
イタリアンに入って、
彼は本気のハンバーガーを
食べていました。
エイリアン、ブレードランナー、グラディエーター
などを手掛けたS巨匠リドリースコット監督が、
ナポレオン・ボナパルトの半生を作品に納めました。
この映画、
上映時間が165分と
なかなかのボリューム。
（観るのに勇気入りました。）
し
か
し
、
約3時間に渡って、観る者を飽きさせない
次から次へと変わる映像の1シーン1シーンに
あっという間に惹き込まれます。
なんでも戦闘シーンは、
カメラ11台。エキストラ総数8,000人と、
スケール感もグローバルでした。
作品で描かれているのは、
1793年 マリーアントワネット処刑
1821年 ナポレオンボナパルト死去
までの28年を、
ギュッと詰め込んでいるにも関わらず、
一貫性とストーリー性を失わない
脚本も素晴らしい
。
。とはいえ、
映画を観る前の僕の知識では、
この映画はきっと楽しめなかったと思います。
（ナポレオンという名前しか知らず、
フランス革命と関係あったかなあ？程度。
成功哲学の人ナポレオンヒルとも、
正直あまり区別がついていなかった）
）フランス革命が起きて身分制度が廃止になり、
封建制度が崩壊し、市民が力を持ち、
不満の捌け口としてエベール派寄りの裁判の判決により
マリーアントワネットは処刑。
といった時代背景や、
ナポレオンが戦術に長けていたのは何故か？
大砲がフューチャーされてるのは何故か？
など、予備知識を持って観たことで、
めちゃくちゃ楽しめました。
伊丹から東京までの飛行機で、
インディ・ジョーンズと運命のダイヤルを
観たけど（全部は時間的に無理だった）、
スクリーンで観るからこその醍醐味、
というのはやはり確実にあると感じました。
テレビで観てもいい映画、
スマホでも問題ない映画、
映画館じゃないと魅力が半減する映画、
やっぱりあるよねぇ、と。
ナポレオンは、
間違いなくスクリーンで観るのが
おすすめな映画です。
ちなみに、
ナポレオン・ボナパルトが
生涯に書いた手紙はなんと、
75,000通だそう
です。
です。歴史物の話を聞く時、
人物像は架空だよね結局と、
いつも思うのですが、
（誰がその人を語るか？で、その人の見方は変わるから）
流石にこれだけ手紙を書いており、
それ自体が新聞になってたりもするので、
ナポレオンの人物像は、
事実と近いものがあるんだろうなぁ。
この映画を観て思ったことは、
とにかく監督の凄さ。
まもなく86歳を迎える
リドリー・スコットの
したいことをやり続ける力でした。
ナポレオンっていう題材が、
歴史が大いに絡んでくる題材で、
キューブリック監督も断念した題材ですよ。
マリーアントワネットは処刑される際に長髪でなかったとか、
ピラミッドの闘いでナポレオンは砲撃していないなど、
歴史家の批評が集まることも百も承知で、
あまりに有名すぎるナポレオンボナパルトの半生を、
長編映画として納めた"やりたいことを俺はやる"という
意思の強さをエネルギーとして、改めてもらった、
そんな映画でした。
批評に対する彼の返答も、
かっこいい。
「人に構わず、
自分の人生を楽しんでこいよ。」
そんなふうに生きたいものですね
。
。今日もご訪問、
ありがとうございました！！！