インボイス制度、勉強してきました〜 | 声のドクター®/本来の自分を生きるための40歳からのボイスクリアリング®/江頭幸宏/ボイストレーニング/ボイスケア /無料診断

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声とは、細胞、氣、潜在意識、
食、運動、思考、感情などが作用した結果です。
(株)トップオブボイスカンパニーは、声から人間本来の力を呼び起こすための東京、名古屋、大阪、福岡のマンツーマンボイススクールです。

9月21日(木)

 

 

本日は弊社の顧問税理士の先生に

お呼ばれして、

午前中は神田へ行ってきました。

 

 

 

何しに行ったかというと、

インボイス制度について、

レクチャーを受けてきました。

 

 

フリーランスや、

個人事業主の方が主な

対象だと軽く信じ込んでいたので、

 

 

株式会社としては、

登録すればいいんだろ、

くらいに軽く思ってましたが、

いやはや大きな影響が起きそうです。

 

 

インボイス制度とは、

国が認めた請求書があるかないか?で、

会社間(個人事業、フリーランス含む)で

消費税をどちらかが負担する仕組みです。

 

 

これ、

何が問題なのかと言うと、

 

 

これまで領収書があれば、

そのまま経費になって、

消費税の減税の対象になっていたものが、

 

 

インボイスナンバーのないものは、

国が認めなくなるので、

(2023年10月〜)

 

 

経費にはなれど、

消費税の減税対象にはならなくなるんです。

 

 

つまり経費にはなるから、

法人税(所得税)には影響するものの、

 

 

(総所得金額−所得控除)×税率=所得税

(売上)  (経費)     (法人税)

 

 

消費税の減税にはならんくなるわけですね。

 

 

(売上活動で預かった消費税−消費活動で支払った消費税)×税率

=国に支払う消費税

 

 

どこが問題かと言えば、

"消費活動で支払った消費税"です。

 

 

個人事業(フリーランス)、

僕たち小規模事業者は、

 

 

講座を受けたり、

飲食をしたり、

会場を借りたり、

交通機関を使ったり、

 

 

諸々の消費活動をします。

 

 

今までは領収書があれば、

経費になり、かつ、

"消費活動で支払った消費税"

として認められていました。

 

 

ですが、10月1日からは、

インボイスナンバーのないものは、

"消費活動で支払った消費税"に

入らなくなります滝汗

 

 

(売上活動で預かった消費税−消費活動で支払った消費税下矢印)×税率

=国に支払う消費税上矢印

 

 

 

となるわけです。

 

 

え、じゃぁみんな

インボイスナンバー取得したら

いいんじゃないの?

 

 

手続き面倒なの?

お金かかるの?

 

 

って、

頭の回転の早い皆様は

思うかもしれません。

 

 

手続きは、

面倒ではないですし、

お金もかかりません。

 

 

じゃ、

みんなやれば済む話じゃん。

 

 

違うんです〜魂が抜ける

 

 

実は消費税の課税対象者というのは、

年間売上1,000万円以上の小規模事業主

(個人事業主、フリーランス)です。

 

 

1,000万以下の方は、

免税の対象なのです。

 

 

が、

 

 

インボイスナンバーを取得すると、

売上に関係なく

消費税を納める義務が

出てくるんです。

 

 

と言うことはですね。

 

 

世の中の大体の仕組みって、

卸業者から仕入れて、

そこに利益を上乗せして売りますよね?

 

 

卸業者A  → 自分 →  消費者

      55,000円で  88,000円で

      買う      売る

 

 

この時の消費者に売った分の、

税金は自分が預かっているので、

当然、国に支払うのも自分です。

 

 

じゃぁ卸した分は、

55,000円で卸したので、

今までは領収書(もしくは請求書)があれば、

経費並びに消費税の減税としてOKでしたが、

 

 

今後はインナーボイスナンバーがないと、

NGになります。

 

 

つまり、本来は卸業者Aが

支払う分の消費税までも、

自分が負担することになるわけです。。。

 

 

この苦しみの構図

分かります?????

 

 

卸業者Aが、

売上1,000万円を超えていれば

問題は起きません。

 

これまでも消費税を納めていたからです。

 

 

が、

卸業者Aが売上1,000万円以下の場合、

インボイスナンバー登録すると、

免税されなくなるわけです。

 

 

卸業者Aに、

インボイス登録して、

とも気軽に言えず、

 

 

じゃぁ自分が全て背負うの?

っていうのも、

苦しいだけという、

この板挟み

 

 

もちろん猶予措置はあります。

向こう3年間は80%は控除されるよ、とか。

 

 

10,000円以下の領収書は、

向こう6年間は消費活動で支払った消費税として

認めるよ、など。

 

 

とは言え、

選択と決断を迫られる時期は、

いずれやってくるわけです。

 

 

そして、

間違いなく小規模事業主は、

消費税の支払い金額は、

増えるという現実がやってきますえーん

 

 

というレクチャーを、

午前中から受け、

とっても曇った気分で1日が

始まりました赤ちゃん泣き

 

 

帰りに神田でラーメンを食べて、

気分を変え、

午後からのレッスンに臨みました、とさ。

 

 

image

 

 

インボイス制度、

意外と難しいから分かりませんって、

きっと関係ないよね?って、

僕みたいな人がいると思ったので、

ブログでシェアさせていただきます。

 

とは言え素人の覚書なので、

もっと詳しく知りたい人は、

分かりやすい記事はこちら

 

ではまた!!