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自分も含めてだが、
医療の世界ってとても特殊で狭い。
井の中の蛙状態。
だから非常識人間が多い。
人間的に未熟者でも先生と言われて
スタッフさんのフォローがあって成り立っていることに気づかない。
私は、社長が父親の年代、父も医者だったので
医師に対して下から出る習慣はなかった。
ありがちなのだが、
調剤薬局で働き始めは
添付文書に書かれてあることに忠実になるので、
ドクターにしてみれば、くだらない疑義照会に時間を割かれることになる。
今まで奇跡的に保険が通っていたことを
これは通らないので変えてほしいと食いつく。(こっちも保険通らないと被るんだからね)
的なことをやっていたし、
処方箋を出さないと激怒した病院の
院外処方が来た時、
しかもEDの薬😳
「院内でと聞いていたので用意してません」
うつから回復途中なのに週6勤務で余裕のない私は
そんなことで平気で電話してしまうほど
おかしくなっていった。
このご夫婦先生ともよくケンカになった。
「これだと心臓に負担がかかるので減らした方がいいのでは?」
→
「前の職場でも他の先生に勝手に薬を減らされたことがあった。私はカリスマ性がないから、たくさん出してどれがが効いてくれないと困るんだ。」
「2歳未満には使えません」
「1歳未満には使えません」
→
「でも出せ」
→
「私は一切責任取りませんがいいですか?」
こんな使いたくないレベルの人罪だった私。
この人罪の使い方は
社長の日頃のドクターへの不満を代わりに伝える役割。
自分はドクターのご機嫌を取りに行き
信頼感を得る。
といったところだ。
今にして思うと本当に有難いことだ。
当時の私にはこの有り難さはわかっていなかった。
どうやって有難いと思えるようになっていくのか?
本日もおつきあいくださり、
ありがとうございました😊
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