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七戸の思い出その3
七戸町滞在中は基本放置プレイだったが、
ある夏休みのこと、
新婚の叔父(母は6人兄弟)が帰省した。
結婚したばかりで、勝手がわからず
七戸の家のことは手伝えなかった叔母。
自動的に私のお守り役に任命🙏
叔父と叔母と3人で恐山へ日帰りすることになった。
「恐山の石は持って帰って来たら死んじゃうからダメだよ」
っておばあちゃんの言葉と共に見送られ出かけた私たち。
三浦家は車がないので
車酔い全開になった私。
心配した叔母は私を膝の上に乗せて
もうすぐだからって励ましてくれた。
膝の上に乗せてもらえるなんて
母に抱っこされた記憶すらない私は
とても幸せだった。
しかし、車酔いは治らず
恐山も硫黄の匂いがしていたことくらいしか
記憶にない。
そして、帰ってきて
衝撃の事実が待っていた。
それは、靴を脱いだ時
小石が靴から出てきたのだ😱
「死んじゃうー」
泣き叫ぶ私に
みんなビックリ😳
「わざとじゃないから、大丈夫」
ってみんなに言われたけど、
素直な私は、信じるわけがない。
明日の朝には死んでいると思い込んでいた。
そのうち泣き疲れて眠った私。
朝何事もなく目が覚めてホッとしたのだった。
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