大河ドラマで藤岡弘さんを見て、「あっ仮面ライダー1号」と思ってしまうこととブランドイメージについて
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■大河ドラマ、真田丸、見てます?
面白いですねー。ここ20年くらいの大河ドラマ、個人的なベスト5は
八重の桜、天地人、義経、風林火山、と今回の真田丸です。
その真田丸の、前回の放送で最期を遂げた本田忠勝役を演じた、
藤岡弘さん、顔を見ると、
「あっ、仮面ライダー1号、本郷猛」
といつも反応してしまいます。もちろん、声には出しません。心の中で。
「本郷猛も歳いったなー」・・・と。
「藤岡弘さん歳いったなー」ではなく。
役者さんの代表的な作品や、初期の売れたきっかけになった作品が
いい意味でも、悪い意味でも、そのあとその役柄の
イメージとして残りますね。
渥美清さんは、ぼくにとっては「渥美清=寅さん」です。
そのため、ある程度の売れる俳優さんになれば
役柄を選ぶようですね。
若手は、売り出すためにどんな役でも引き受けるのかもしれません。
そして、その新しい、役柄への挑戦で、
自分の別の顔を見いだすきっかけになることもあるでしょう。
ぼくが役者なら殺人鬼の役なんか、絶対やりたくないですね。
もしそれで、役柄ピッタリはまったら、ひょっとしてそんな内面
もってる人?て思われそうです。
■さて今回、「藤岡弘さんを見て、仮面ライダー1号を思い出す」
という話を通して、申し上げたかったことは?
それは、最初の強烈な印象が、その人に対して感じる
イメージに大きく影響するなと感じたことです。
ブランドづくりにおいても、最初のイメージって大事ですね。
おしゃれなカフェがあったとしましょう。
最初に行った時、たまたま新人スタッフが対応して、
愛想がイマイチだったとしても、お客さんにとってはそんなことは
関係ないことです。
「愛想の悪い店」というレッテルを貼ってしまうことでしょう。
まさに一期一会です。
店舗のブランディングにおいて、店のイメージをお客様に
浸透させる最先端の役割が「ホール係」です。
そのような大きな役割を担っていることを、たとえ新人さんでも
意識してもらうことが大事ですね。
今回のテーマは、前号の「真実の瞬間」とも大きく関わる
テーマです。