「煩わしさ」の果てに。 | エフォートアカデミー塾長日記

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静岡県三島市の学習塾「エフォートアカデミー」のブログです。
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連休に入り、いよいよ次男にとっての「集大成」が始まります。

 

中等部の頃より熱心に取り組んでいた「テニス」が、ついに最後の大会を迎えることとなりました。

中等部では極端に部活動の数が少なく、「陸上」か「テニス」の二者選択を迫られた次男は、文字通り「何となく」テニス部を選択せざるを得ませんでした(笑)。

 

それでも「何となく」取り組み始めたテニスが思いのほか面白かったようで、高校進学後も迷いなく「テニス部」に入部したのでした。

本格的に「インターハイ」を目指す選手にとっては、この連休に始まる「予選」など取るに足らない試合なのでしょうが、凡庸な選手である次男にとっては、文字通り「最後の、集大成の大会」となるのでした。

中等部の頃、「テニス」というよりも「球ころがし」と読んだ方が適切に思えた倅の「テニス(のようなもの)」が(笑)、久々に見たこの日は、まごうことなき「テニスの試合」でありました(笑)。きっと本人には自覚がないのでしょうが、私の目には「驚くべき成長」に見えたのです。「もっと上手な選手は星の数ほどいるはず。親バカもほどほどにしろ!」と仰る方もいらっしゃるとは思いますが、我が子が確実に成長している姿を目の当たりにするという幸福は、何事にも代えがたい喜びなのです。各々が、各々の「成長」を実感できれば、それはそれで「意味あること」なのではないかと、私は思うのです。「親バカ」との誹りは、甘んじてお受けする覚悟でおります(笑)。

 

5月3日と5日に最後の試合あり、それをもって倅の5年余にわたる「テニス部生活」が全て終了となります。我々親にとって、試合会場への送迎や、弁当代・交通費の請求等々の煩わしい日々も「これにて終了」となります。年季が明けたが如く、ようやく煩わしさから解放された喜びを噛み締めつつ(笑)、5日の「最後の送迎」を終えた後に、倅は、そして私はいったいどんな気持ちになるのでしょうか?きっと「煩わしさ」の果てに、一抹の「寂しさ」を禁じ得ないのではないかと、何だか複雑な気持ちなのが偽らざる心境なのです。

 

テニスとビブリオバトルに明け暮れ、これまで勉強らしい勉強をしてこなかったにもかかわらず、無謀にも大学進学を希望する次男には、引退後は「勉強漬け」の毎日を強いるように、既に通告済みです(笑)。倅にとって、そして私にとっても、一片の悔いもない「テニス部」生活となることを、祈らずにはいられない私なのでした(笑)。

 

頑張りましょう!