「完璧主義者」は嫌いだ(笑)。 | エフォートアカデミー塾長日記

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静岡県三島市の学習塾「エフォートアカデミー」のブログです。
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本日は月一回の通院日でした。

 

「僕にできることはもうないですね。」

 

ここ10年ほど通っている医者に、このように吐き捨てられてしまいました(笑)。ここ数回、なんかイラついた感じには見えたのですが、とうとう匙を投げられてしまいました(笑)。この病院、患者さんが異様に少なくて、待ち時間が少ないことだけが「取り柄」だったのですが(笑)、自分自身の健康のためにも、そろそろ他の病院を当たった方がよいのかもしれないと、率直に感じました。

 

断っておきますが、私は高血圧・糖尿病という成人病を患っておりますが、決して命の期限が目前に迫っているような、切羽詰まった状況ではありません(笑)。ここ2回の血液検査の数値がよくなかった(薬剤師さんに聞いたら、決してよくはないけど、非常に悪いというほどでもない、とのことでしたが)ために、どうやら「見放された」ようです。

彼は自らの思い描いた「数値」に達しない私に、怒りを覚えたのかもしれません。事実として導き出された「数値」ですから、そのことについて異議を申し立てるつもりはありません。ただ、人間は「数値」のみに頼って生きている訳ではないのです。健康に留意しつつも、「生きていかなければならない」のは当然のことなのです。その上で、健康にはよくないと自覚しつつも、「無理をせざるを得ない」ことだってあるでしょう。「叱責する」ことと「見放す」ことの間には、大きな差があるということを、曲がりなりにも医学を志した人間は理解すべきではないかと思うのです。スッカスカな待合室は快適そのものではありますが(笑)、なぜ「スッカスカ」なのかということを真剣に考えない限り、いつか「見放される」のは彼の方ではないかと心配してしまうほどなのです(笑)。

 

もっとも、副作用の出現を再三訴えているにもかかわらず、いつまでたっても処方薬を変更してくれなかったり、あまりにも慇懃無礼な態度にはほとほと閉口していたので(笑)、そろそろ潮時かとは考えていたところでした。これまで出会った順〇堂出身の先生は技術的にも人間的にも素晴らしい先生が多かったのですが、何事にも「例外」というものはあるようです。

 

医者と言えども「命の限界」に抗うことはできません。決して「万能ではない」という事実を謙虚に受け止めて、患者の声に耳を傾けて欲しいと強く願います。「完璧」なんて、土台無理なのです(笑)。これは塾の運営に対しても同じことが言えるのかもしれないと感じた次第です。

 

「完璧主義」や「万能感」もほどほどに。駐車場に燦然と輝く高級外車のために「医者」をやっている訳ではなかろうに(笑)。

 

頑張りましょう!