戦略が大事。 | エフォートアカデミー塾長日記

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静岡県三島市の学習塾「エフォートアカデミー」のブログです。
塾での出来事やお知らせを、私塾長の鈴木がお知らせいたします。
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中学受験・高校受験・大学受験とも、高確率で「合格」を目指すためには、「戦略」が重要となります。

 

かつて某私立中学の受験においては、学校の難易度に比べて「算数」があまりにも難しく、この学力レベルの受験生たちではどう考えても「まともに解けない」内容でした。学校側もそんなことは重々承知の上であえて出題していると思うのですが、合格した子であっても「取れて3~4割」という難問ばかりでした。

当塾の塾生たちも同じような状況であり、ならば力を入れて取り組むべきは「国語」や「作文」なのです。「算数」はそこそこに、「国語」と「作文」は妥協することなく、極めて厳しく取り組むことで、これまで当該中学の受験においては「全員合格」という実績を積み重ねてきました。誰にとっても1日は「24時間」しかない中で、合格するためにいかに効率的に学習を進めるのか、このあたりが受験における「戦略」だと言えるのではないでしょうか?

 

先日、このような記事を見ました。

 

「センター試験」の時代から、現在の「共通テスト」に至るまで、「簿記・会計」という科目があったのをご存知でしょうか?非常に残念ながら、今回の共通テストを最後に「廃止」されてしまうようです。商業高校出身の受験生向けに準備された科目ですが、この科目、現在の私が受験しても満点近くは確実に取れます。いわゆる「簿記検定」のレベルでいえば、「日商簿記3級から、2級の一部」が含まれる程度の難易度なのです。私自身は大学時代に2週間の勉強で2級を取得できましたし、商業高校で真面目に学習に取り組んでいる子であれば難なく高得点が期待できる内容です。「受験制度」についてしっかりと調査し、自らの特性に合った選択をすれば、極めて有利な形で受験に取り組むことが可能となるのです。逆に言えば、きちんとした調査をしないまま受験に臨めば、「大損」をすることになるという事実を、受験生諸君は努々忘れないようにして頂きたいと、切に願います。

 

とはいえ、なかなかに複雑な「受験制度」を完全に理解するのは、簡単なことではありません。「餅は餅屋」という言葉がありますが、「受験は受験屋」だと考えて、「塾」にお願いするのもひとつの方法だと思います。「学力」以外の部分で「損をする」ことがないよう、受験生自身は勿論のこと、保護者様におかれましてもしっかりとした「事前準備」が必要だと、強く感じているところです。

 

頑張りましょう!